まさに危機一髪!南アフリカで直径30cmの排水管の中から新生児を救出
南アフリカで排水管の中から、新生児が生きたまま救助されるという、信じられない出来事が起きた。
直径30cmしかないパイプの中で発見
この出来事が起きたのは2月11日、場所は東海岸沿いの町、Durbanの北にあるNewlands Eastとされている。
地元の住民のLyron Lovdaleさんが早朝散歩をしていると、突然鉄製のマンホールの下から猫のような鳴き声が聞こえてきたという。
やがて彼は蓋を開け、中へ降りていき、直径1フィート(約30cm)しかない排水管のパイプの奥を照射。するとそこに裸のままの女の子の赤ん坊がいたそうだ。
Lovdaleさんはすぐに通報。その後、警察や救急、消防も含めたレスキュー作戦が行われることに。
さらに奥へと流されていく
救急医療サービスのスポークスマンであるRobert McKenzie氏によれば、レスキュー隊が到着した時、赤ん坊はパイプの6フィート(約約1m83cm)奥にいたという。
しかしその後、水に押し流され、さらに18フィート(約5.5m)も奥へ流されていったそうだ。
そこでレスキュー隊は、周りを堀り進み、パイプの一部を切断。作業から約4時間後になんとか赤ん坊に手が届き、彼女を救い出すことに成功した。その瞬間の映像が下になる。
The incredible moment a newborn baby girl is rescued from more than seven metres down a storm water pipe. The amazing men & women from Durban’s emergency services have been working for nearly three hours to save the infant. #NewlandsEastBabyRescue @ECR_Newswatch pic.twitter.com/iXPmeeTrlg
— Bernadette Wicks (Wolhuter) (@bern_wicks) February 11, 2019
低体温症になるも、容態は安定
明るい日差しの下へ出された赤ん坊は泣いていたが、すぐにタオルに包まれ、待機していたヘリコプターに乗せられ、近くの病院へ搬送されたという。
病院での検査の結果、赤ん坊は低体温症になっており、数カ所に傷があったものの、現在は容態も安定しているそうだ。また彼女は生まれて、まだ3日しかたっていなかったとか。
今回の救出作戦では地元の住民もとても協力的で、レスキュー隊も幸運な結果に終わり喜んでいるという。
しかし南アフリカでは毎年3500人の赤ん坊が捨てられており、警察は母親を特定すると同時に、このような状況になった経緯を調べる予定だとしている。(了)
A Little baby girl has been rescued from a Storm Water Drain in Newlands East on Monday morning just after 6am. Rescue…
Rescue Careさんの投稿 2019年2月11日月曜日
出典元:MailOnline:Incredible moment newborn baby is pulled alive from a storm drain in South Africa after rescuers dig down to pipe and cut through it when passer-by heard the girl’s screams(2/11)
出典元:BBC:South Africa newborn baby rescued from storm drain(2/11)
出典元:ABC6:Newborn baby rescued from storm drain in South Africa(2/13)