スウェーデンのマクドナルドが看板の裏に「ミツバチのホテル」を設置する
ミツバチが世界各地で減少していると伝えられている昨今、スウェーデンにあるファーストフードチェーンがユニークな試みを始めた。
看板の裏にハチの巣箱を設置
そのファーストフードチェーンとは、「マクドナルド」だ。彼らは道路脇に設置されているマクドナルドの看板の裏にハチの巣箱、「ミツバチのホテル」を設置したという。
実はスウェーデンでもミツバチの30%が絶滅の脅威にさらされており、それを食い止めるためマクドナルドは、看板にドリルで穴を開け、ミツバチのシェルターも取り付けたそうだ。
さらにスウェーデンにあるマクドナルドの支店は、屋外広告の会社「JCDecaux」とパートナーを組み、他の企業が使っていない看板の裏にも、小さなハチの巣箱を設置してもらったとか。
「世界で最も小さなマックの店舗」も手掛ける
もっともスウェーデンのマクドナルドが、このようなハチへの取り組みを行うのは、これが初めてではない。
実際、スウェーデンにあるいくつかの支店の屋根には、すでにミツバチの巣箱が設置されているという。
また今年の5月には、世界で最も小さなマックの店舗として、ミツバチの巣を制作。これは受賞経験もある有名なデザイナーのNicklas Nilsson氏がデザインしたもので、「McHive」と名付けられた。
その後、この小さな店舗はオークションにかけられ、1万ドル(約100万円)で落札。その収益は全額寄付されたといわれている。
またデザイナーのNilsson氏は、今回もマクドナルドとパートナーを組み、できるだけ多くの「ミツバチのホテル」を作ることになっているようだ。(了)
出展元:Good News Network:McDonalds is Turning Dozens of Roadside Billboards into ’Bee Hotels’ in Sweden(9/25)