缶ビールに貼られた犬の写真を見て、飼い主が3年ぶりに行方不明の愛犬を発見、再会へ
行方不明になっていた愛犬を、缶ビールに貼られた写真で知り、再会できることになったというエピソードがアメリカで伝えられている。
新しい飼い主に引き取ってもらう取り組み
缶ビールに犬の写真を載せたのは、フロリダ州にあるビール会社の「Motorworks Brewing」だ。
彼らは地元の動物保護施設「Manatee County Animal Services」から、多くの犬たちを引き取ってもらおうと、4パックのビールの缶に犬の写真を印刷して販売していたという。
この取り組みの結果、施設からは多くのワンコ達が新しい飼い主の元へと引き取られていったそうだ。
しかしこれにより、3年間も行方不明だったワンコの身元も明らかとなる。
偶然見ていた記事で愛犬を発見
現在、ミネソタ州に住む女性、Monica Mathisさんは先週、SNSを見ながら、ビールの缶に犬の写真を貼る取り組みを紹介する記事を目にしたという。
そして缶の1つに描かれたワンコに注目。その犬には「Day Day」という名前がすでにつけられていたが、3年前にMonicaさんの元からいなくなった「Hazel」にそっくりだったそうだ。
そこでMonicaさんは、保護施設の「Manatee County Animal Services」に連絡。埋め込まれたマイクロチップのデータを照合してもらったところ、まさしく「Hazel」であることが明らかとなる。
実は、保護施設側はすでにマイクロチップの情報を解析し、Monicaさんに連絡を取ろうとしていたという。
しかし「Hazel」が行方不明になってから、Monicaさんは苗字を変え、電話番号も変わっていたため、連絡がつかなかったそうだ。まもなく愛犬と再会することになるMonicaさんは、次のように語っている。
「私は本当にラッキーです。Hazelが拾われ、缶に写真がのせられていたのを見て、本当に幸運でした。私は恐らく二度と会えないだろうと思っていましたから。本当に驚きです、とても幸せです」(了)
出典元:Good News Network:Minnesota Woman Reunited With Long-Lost Dog After It Was Featured on Florida Beer Advertisement(2/3)
出典元:FOX9:3 years after going missing, St. Paul woman recognizes lost dog on side of beer can from Florida brewery(2/3)