中国の街に「ロボドッグ」が登場、新型コロナの感染対策を呼び掛ける
中国の通りに4足歩行の犬型ロボットが現れ、人々に感染対策を求める様子が撮影された。
新型コロナが拡大している上海で撮影
そのロボットが目撃されたのは3月29日、場所は上海市だとされている。
上海市は現在、新型コロナウイルスの感染者が急増しているため、2つのエリアで別々にロックダウンが行われているという。
そして人や車の姿が見えなくなった通りに「ロボドッグ」が現れ、人々に感染対策を呼び掛けたそうだ。その様子がこちら。
「マスクの着用、こまめな手洗い」を呼びかける
この「ロボドッグ」は背中に拡声器を取り付けられ、1体だけで街を歩きながら、人々に「マスクの着用、こまめな手洗い、体温のチェック」を呼び掛けていたそうだ。
この動画を見た人は、次のようなコメントを寄せている。
「私の理解を超えた、人間が作った恐怖」
「映画『ブレードランナー』を見たことがある人ならわかるだろう。あの映画の雰囲気、まさにこれ」
「私たちが育ったディストピア小説・映画の数々を年々感じている」
「ジョージ・オーウェル(『1984年』の作者)は、こんなこと信じないだろう」
中国ではここ数日、8000人近くが新型コロナに感染しており、そのうち上海の感染者数は半数以上にのぼると言われている。(了)
出典元:NYPost:Robot dog carrying loudspeaker barks COVID safety instructions in China(3/30)