台湾が46機の中国軍機と軍艦4隻を追跡、21機が防空識別圏に侵入
台湾国防部は11月6日、数多くの中国軍の軍用機や軍艦を追跡したことを明らかにした。
人民解放軍空軍の軍用機と艦船
台湾国防部によれば6日、台湾周辺にいる中国人民解放軍空軍の軍用機46機と、4隻の人民解放軍海軍の艦船を追跡したという。
そして46機の軍用機のうち21機が防空識別圏に侵入していたことが明らかになったそうだ。
ほとんどが中央線を越えていた
確認された21機の軍用機は、次の通り。
J-16 戦闘機 8 機(殲-16)
J-11 戦闘機 4 機(殲-11)
Sukhoi Su-30 戦闘機 2 機
JH-7 戦闘爆撃機 1 機
Y-8 対潜水艦戦闘機(ASW)2 機
KJ-500空中早期警戒管制機(AEW&C)1機
BZK-007偵察機1機
CASC Rainbow CH-4 無人戦闘空中機(UCAV)RECCE1機
WZ-7 Soaring Dragon偵察機1機
これらの航空機は、2機のY-8 ASW、KJ-500、WZ-7を除き、すべて防空識別圏の中央線を越えていたという。
台湾国防部はこれらの侵入に対し、戦闘哨戒機のスクランブル、無線警告の発令、防空ミサイルシステムの配備によって対応したそうだ。(了)
出典元:Taiwan News:46 Chinese warplanes, 4 warships tracked around Taiwan(11/6)