豪の動物園にいる鳥が、避難警報を真似するようになってしまう
オーストラリアの動物園で、鳥が避難警報を真似するようになり、その動画が投稿されている。
ライオンが逃げ出し避難警報が響く
その動物園とは、ニュー サウスウェールズ州のシドニーにある「タロンガ動物園」だ。
ここでは11月2日、雄ライオンと4匹の子ライオンが囲いから逃げ出し、園内が封鎖される事態となった。
その後、ライオンは無事に囲いに戻されたのだが、この出来事から数日後、園内で飼われていた「コトドリ」が、当時鳴り響いた避難警報の真似をするようになったという。その様子がこちら。
A lyrebird has been caught mimicking the ‘evacuate now’ siren at Sydney’s Taronga Zoo.
The native Australian bird has the ability to accurately mimic almost any sound it hears, with an evacuation triggered less than two weeks ago when lions escaped from their enclosure. #9News pic.twitter.com/GHl2R6w9xy
— 9News Sydney (@9NewsSyd) November 13, 2022
どんな音でも真似をしてしまう鳥
「コトドリ」はオーストラリア原産の鳥で、音楽やエンジン音、アラーム、携帯電話の着信音、他の動物など、ほとんどすべての音を正確に模倣することができるという。
またタロンガ動物園で飼育されているコトドリ「エコー」は1年前、新型コロナによって園内が閉鎖される中、赤ちゃんの泣き声を真似して話題になったそうだ。
「コトドリ」のオスは、1日のうち4時間、つまり日照時間のほぼ半分も歌い続けることがあり、6月から8月にかけての繁殖期のピーク時には、最もにぎやかになるという。(了)
出典元:MailOnline:Hilarious moment a cheeky lyrebird impersonates ‘evacuate now’ alarm at Sydney’s Taronga Zoo after sneaky lions escaped their enclosure(11/13)