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南米のペルーで、男性が火災の起きた建物から数多くの犬を救い、勇気ある行動に称賛が集まっている。

屋上へよじ登り、最後の犬を救出

その火災は、ペルーの首都、リマ市の町、ガマラにあるリサイクル工場で発生し、6月9日には住宅に燃え移ったという。

コロンビア人のSebastián Ariasさんは当時、居住スペースに帰ろうとしていたが、建物に数多くの犬が残されていることに気づいたそうだ。

そこでAriasさんは、2階にいた犬たちを救出。また3階建ての建物によじ登り、屋上に取り残されていた最後の1匹を掴み、救い出した。その様子がこちら。

🇵🇪🐶🙏 | ¡HÉROE! Un hombre salvó a 25 perritos de un incendio que alcanzó a un refugio de animales en Cercado de Lima, Perú. pic.twitter.com/LUaETXOcoh

— Alerta Mundial (@AlertaMundial2) June 10, 2023

住民は建物の下でマットレスを広げていた

実はAriasさんは高所恐怖症だったが、犬たちが死ぬのを見たくないと思い、救助に向かったという。

また当時、地元の住人らは、建物の下でマットレスを広げて、犬を受け止めており、結局Ariasさんのおかげで25匹の犬が救助されたそうだ。

この動画は拡散し、彼の行動は多くのメディアにも取り上げられ、称賛の声が寄せられたという。

ただAriasさんはコロンビアのメデジンにある家を出てから数カ月間も家族に会っておらず、今までペルーで路上生活を続けていたそうだ。

しかしAriasさんは今もペルーに留まりたいと考えており、心優しい人が自分に仕事を与えてくれることを望んでいるという。（了）

出典元：MailOnline：Homeless man climbed up burning recycling facility in Peru to rescue 25 dogs trapped on the roof – the 27-year-old Colombian national is now asking for help to find employment(6/13)