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フランスの女性政治家、選挙ポスターの顔を加工し、非難を浴びる

フランスの女性政治家、選挙ポスターの顔を加工し、非難を浴びる
X_Samuel Goldschmidt

フランスで、女性の政治家が、自身のポスターの写真を大幅に加工したため、非難を浴びている。

 

20代のように見える写真を使用

 

その女性政治家とは、「ヨーロッパ・エコロジー・エガリテ(Europe Écologie Égalité)」党に所属する、ジュリエット・ド・コーザンス候補だ。

 

彼女は先日、上院議員になるため選挙に出馬。有権者に支持を呼びかけるポスターには、20代と思われるグラマーな女性の写真が使われていたという。

 

しかしその後、ポスターに使用された写真は、容姿を良くするために大幅に加工されていたことが判明。有権者から、誤解を招いたとの不満の声が多く寄せられたそうだ。

 

「有権者を欺いている。哀れだ」

 

編集前の写真では、コーザンス候補は老けて見え、日焼けをしておらず、歯並びもやや悪い。実際、2人を並べるとまったく別人に見える。

 

しかも本物の写真が出たことで、コーザンス候補が、実際には40歳代であることが明らかとなった。

 

彼女は後に写真を加工したことを認めたが、加工された写真は自分の政策(主義・主張)を後押しすると擁護したという。

 

また「ヨーロッパ・エコロジー・エガリテ」党から立候補している上院議員候補らも、「美しい写真」を持つことは権利の範囲内だと主張。他の候補者も、選挙用の資料で、大幅に画像加工が施された写真を使用していたことが明らかとなる。

 

しかし有権者は、誤解を招くような写真を掲載したコーザンス氏を非難。あるインスタグラマーは「あなたは選挙用の写真で有権者を欺いている。哀れだ。もうあなたには投票しない。アルデンヌに戻りなさい。その方が私たちにとっていい」とコメントしたという。

 

コーザンス氏は、学校の教師として働いていたが、2021年にアルデンヌ地方の議員になるために立候補し、初めて政界入りしたという。(了)

 

出典元:MailOnline:Sacré bleu! French Senate hopeful admits editing her picture for campaign poster and ‘misleading’ voters… but says it is within her rights to have a ‘beautiful photo’(9/16)

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