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イスラエル軍がガザ地区で、新たな兵器「アイアン・スティング」を使用

イスラエル軍がガザ地区で、新たな兵器「アイアン・スティング」を使用
X_Israeli Air Force

イスラエル軍がガザ地区において、新たな兵器をテストし、その動画を公開している。

 

新しい迫撃砲用の爆弾

 

その新たな兵器とは「アイアン・スティング」。これは迫撃砲用の爆弾とされ、「ハマス」のロケットランチャーを破壊するために、ガザ地区で使われたという。

 

イスラエル空軍は22日、SNS上に映像を公開。投稿において、次のようにコメントした。

 

「マグラン特殊部隊はイスラエル空軍と協力し、アイアン・スティングと呼ばれる、革新的で正確な迫撃砲を含む、様々な武器を使って数十人のテロリストを阻止した」

 

 

ただし、この映像はイスラエル軍がプレスリリースにおいて、10月14日に発表したものと、同じとされている。

 

市街戦でも正確にターゲットを狙う

 

この兵器は2021年3月、イスラエル南部でのテストの後、初めて公にされた。

 

この迫撃砲は、レーザーとGPS誘導を使用し、開けた土地や都市環境においても、正確にターゲットに命中させることができるという。

 

このため戦闘において民間人が犠牲になる可能性や、非戦闘員の負傷を減らすことができるそうだ。

 

イスラエルの国防大臣であるBenny Gantz 氏は「現代の戦争における法的、道徳的な基準に適合しながら、イスラエル軍は都市環境の元、市民の背後に隠れている敵に対抗できるだろう」と述べている。

 

またイスラエルは「アイアン・ビーム」と呼ばれる兵器の設置の可能性に言及しており、これは「アイアン・ドーム」と呼ばれるミサイル迎撃システムを補完するために開発された、防御的レーザーキャノンとされている。(了)

 

出典元:METRO:Israel-Hamas war live: Israel tests new ‘Iron Sting’ bomb in Gaza as death toll surpasses 5,000(10/23)

出典元:Newsweek:How Israel’s Iron Sting Is Taking On Hamas(10/23)

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