「Z世代には困ってしまう」ジョディ・フォスターの発言に反発の声
アメリカ人女優のジョディ・フォスターさんが、Z世代に苦言を呈し、反発を招いているという。
Z世代とはすでにインターネットが普及していた、1990年から2010年頃に生まれ、現在の20代前半から10代の若者とされている。
「特に職場では、本当に困っています」
フォスターさんは先日、英紙「ガーディアン」のインタビューに応じ、Z世代を「本当に悩ましく感じることがある」とし、次のように述べたという。
「特に職場では、彼ら(Z世代)には本当に困っています。彼らはこう言うんです。『今日は気分が乗らないから、10時半に出社するよ』とか。メールでは、私が『文法的に間違っているよ、スペルチェックしなかったの?』と言うと、彼らはこう言うんです。『なぜ私が、そんなことをしなければならないの?それって面倒(窮屈)じゃない』とね」
もっとも若い俳優を支援してきたフォスターさんは、業界の若い人たちに対して「彼らは、リラックスする方法や、あまり考え込まない方法、自分らしいものを生み出す方法を学ぶ必要がある」ともアドバイスした。
SNSには反発するコメント
しかしその後、ネットではフォスターさんの発言が話題となり、Z世代への苦言として反発を招いたという。
「X」ユーザーの「ローレン」さんは、「Z世代は前の世代と変わらない。素晴らしい人もいれば、そうでない人もいる。でも、いずれにせよ、上の世代は何があっても文句を言うでしょう」とコメント。
またユーザーの「Happy Fun Time」も、「私のZ世代の従業員は時間通りに出勤し、タスクや目標を達成している。ジョディはただのダメ上司で、その人の役割、責任、仕事の目的を伝えられないだけなのかもしれない」と投稿した。
しかしフォスターさんの意見に賛同する人も多くおり、職場におけるZ世代について苦言を呈するツイートも寄せられたという。
フォスターさんには2人の息子、キットさん(21歳)のとチャールズさん(25歳)がおり、日頃からZ世代と親しく接しているそうだ。(了)
出典元:The Guardian:Jodie Foster says generation Z can be ‘really annoying’ to work with(1/6)
出典元:METRO:Jodie Foster faces backlash after blistering criticism of Gen Z(1/7)