【パリ五輪】セリーヌ・ディオンに口パク疑惑が浮上、歌が事前録音されていた可能性
パリ・オリンピックの開会式では、歌手のセリーヌ・ディオンさんが素晴らしいパフォーマンスを披露したが、その歌が事前収録されたものだとの疑惑が浮上している。
スタジオで録音され、調整された歌声か?
セリーヌ・ディオンさんは7月26日に行われた、パリ・オリンピックの開会式にサプライズで登場。フランスのシャンソン歌手、エディット・ピアフの「愛の讃歌」を歌った。
このパフォーマンスは多くの人に感銘を与えたが、現在、その歌声が、事前にスタジオで録音され、調整されたものだったとの疑惑が出ている。
数人の音楽業界の専門家が、フランスの「リベラシオン」紙に対し、その演奏は「疑いの余地なく、事前録音されたものである」と語ったという。
パリ五輪組織委員会は回答を拒否
オリンピックの開会式の後、音楽監督のVictor Le Masne氏は、セリーヌ・ディオンさんがライブ・パフォーマンスで本当に歌ったと発言。
国際オリンピック委員会(IOC)も8月、「今回のパフォーマンスは、セリーヌ・ディオンが診断を受けてから、初めてライブで歌ったことになる」と発表していた。
しかしパフォーマーのEtienne Guéreau氏は、「リベラシオン」紙に対し、「私たちがテレビで聞いたのは、修正された演奏だった」と証言。
また匿名のサウンドエンジニアも、「それは100%、録音された曲だった。最初の音符からそう聞くことができます」と語ったそうだ。
パリ五輪組織委員会の代表者らは現在、この疑惑に関する質問に答えることを拒否している。
ファンはセリーヌ・ディオンを擁護
一方、セリーヌ・ディオンさんのファンは、彼女を擁護。あるファンは「セリーヌは健康上の問題を抱えているが、録音の有無に関わらず、彼女がステージに立つのを見ることができてうれしい」と語った。
別のファンも「Wow!個人的には気にしません!いずれにしても素晴らしい瞬間でした!」と述べている。
ディオンさんは2022年に「スティッフ・パーソン症候群」にかかっていると告白。これは自己免疫疾患の一種で、体が硬直し、痙攣を引き起こすとされ、以来、彼女は闘病生活を続けてきた。(了)
出典元:LBC:Celine Dion accused of ‘faking’ Olympics performance with ‘pre-recorded track’ as fans rally around star(10/12)