ミス·ユニバースの代表者たちが一斉退場、メキシコ代表を「バカ」と呼んだ運営責任者に抗議

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世界的なミスコンであるミス·ユニバースが、正式選考を開始する前から物議を醸している。メキシコ代表と運営責任者の間で一悶着あり、メキシコ代表に賛成する他の代表者たちが一斉に部屋を出て行ってしまうという出来事があった。その様子を映した動画が拡散され、話題になっている。

出場者を集めたプレ·セレモニーで

それはタイ·バンコクで開かれた、ミス・ユニバースのプレ·セレモニーでの出来事。

動画の中で、タイの運営責任者であるNawat Itsaragrisi氏は、メキシコ代表のFátima Boschさんを名指しし、「聞くところによると君は、タイでの全てのことを（SNSに）投稿する気がないようだね」と言っている。Nawat氏は、全ての出場者にミス·ユニバースのプロモーションになるようなことを投稿するように指示していたのだが、メキシコ代表はそれに従わなかったらしい。そして、そんな彼女のことを「バカ（dumbhead)」と呼ぶ。

Boschさんは抗弁するが、Nawat氏は「私がまだ話しているのだから聞きなさい」と執拗に遮る。それでも彼女が何か言おうとすると、警備員を呼んで彼女を部屋から連れ出そうとする。その時だ、Boschさんを擁護する他の参加者たちが、一斉に椅子から立ち上がり、出口に向かう。Nawat氏は慌てて「止まりなさい」「座ってください」「このコンテストを続けたいなら座ってください」と言っている。

Executive Director of @MissUniverse Nawat Itsaragrisil-

“Mexico, where are you?
Ok. If you follow orders from your national director you are a dumb head.”

Then all hell broke lose because Miss Mexico stood up for herself.

I think this calls for a discussion on how men talk. pic.twitter.com/ehcUVVHUyn

— Sanjee #GoodGovernance🇱🇰🇪🇸🇧🇪🇪🇷🇿🇼🇳🇦🇫🇮 (@nomadic_sanjee) November 6, 2025