AIが作った音楽がランキング1位を獲得、業界にも衝撃が広がる

YouTube/Breaking Rust
アメリカで、AIが作った音楽がカントリーミュージック部門で、ランキング1位を獲得し、注目を集めている。
「ウォーク・マイ・ウォーク」
その音楽とは、「ブレイキング・ラスト」の新曲「ウォーク・マイ・ウォーク」だ。
この楽曲はビルボードのカントリー・デジタル・ソング・セールス・チャートで1位を獲得し、Spotifyでは1カ月足らずで300万回以上のストリーミング再生を達成したという。
しかもその後、ビルボード側は「ブレイキング・ラスト」がAIであることを認めたため、音楽業界に衝撃が広がったそうだ。その音楽がこちら。
過去数カ月でAIの曲が複数登場
AIが作った楽曲がランキングの1位になるのは、歴史的な快挙とされているが、ここ数カ月だけでチャートインした6曲の作曲者が、AIだったという。
シニア・エンターテイメント・レポーターのケリー・L・カーター氏は、ABCニュースに対し、次のように語っている。
「結局のところ、これはこのようなことがどこまで発展できるのか、そして将来、他の芸術分野で何が起こるのかを見るための実験のようなものだと感じています」
またカーター氏は「AIアーティストは、本物の人間のアーティストが必要とするようなものを必要としません。企業がAIアーティストの起用を検討し、収益性を検討し始めたら、アーティストは当然のことながら、AIアーティストについて懸念すべきだと思います」とも述べた。(了)
出典元:ABC News:What to know about the AI-generated country song topping Billboard’s Country Digital Song Sales chart(11/13)

























