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『ビバリーヒルズ高校白書』のナットさん役、ジョー・E・タタが死去、85才

『ビバリーヒルズ高校白書』のナットさん役、ジョー・E・タタが死去、85才
Instagram/jason_priestley

1990年代に「ビバヒル」の愛称で日本でも人気を博したテレビドラマ、『ビバリーヒルズ高校白書/青春白書』。その中で、主人公たちの溜まり場となっていたダイナー「ピーチピット」の店主役をやっていた俳優のジョー・E・タタさんが、今月24日に死亡した。享年85才だった。

 

アルツハイマー病だったタタさん

 

彼の死は、娘のケリーさんがクラウドファンディングのページで公表した。その中で、タタさんのことを「誠実で、親切で、本当に素晴らしい父」だったと書いている。

 

タタさんは2018年からアルツハイマー病を患っていた。そんな父を支援するため、娘のケリーさんはクラウドファンディングで資金集めを始めていた。目的は達せられなかったが、これまでに集まったお金は全額、アルツハイマー協会に寄付される予定になっている。

 

Facebook/Ian Ziering

共演者から悲しみのメッセージ

 

ダイナー「ピーチピット」の店主ナタニエル・ブシッチオ(愛称ナットさん)として、タタさんは「ビバヒル」の全シーズンに登場。続編として2008年〜2013年まで放映された「新ビバリーヒルズ青春白書」でも同じ役を演じた。

 

また、あまり知られていないが、「宇宙家族ロビンソン」や「マイペース二等兵」「ロックフォードの事件メモ」といった60年代、70年代のテレビドラマにも、タタさんは出演している。

 

『ビバリーヒルズ高校白書/青春白書』の主人公の一人、ブランドン役で有名になったジェイソン・プリーストリーさんは、ツイッターに次のような投稿をした。

 

今日私たちは、親しい友人でありTV界の親分でもあるジョー・E・タタを失った。ナットさん(という役柄)は『ビバリーヒルズ高校白書/青春白書』の中で大きな割合を占め、ジョー(タタ)さんは僕の人生で大きな割合を占めていた。どうか安らかに眠ってください。あなたのような人は2度と現れないでしょう。—— Jason Priestley@Jason_Priestley

 

 

同じく主人公の一人であるスティーブ・サンダース役を演じたアイアン・ジーリングさんは、フェイスブックでタタさんの死を悼み、「これまでに共演したなかで、タタさんほど陽気な人はいなかった」と書いている。(了)

 

出典元:The Western Journal:‘Beverly Hills, 90210’ Star Joe E. Tata Dead at Age 85(8/25)

出典元:gofundme:Help Kelly & Joe E. Tata Battle Alzheimer’s

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