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亡くなった妻の頼みで夫が水を与えていた植物、実はプラスチックだったと判明

亡くなった妻の頼みで夫が水を与えていた植物、実はプラスチックだったと判明
Twitter/Antonia

大切な人や家族を失うことはつらく、心の痛みは長く続く。しかしそんな気持ちを和らげてくれたエピソードがツイッターで紹介され、注目を集めている。

 

「植物に水をあげて」と頼まれる

 

そのツイートを行ったのは、イギリスで消防隊員として働くAntonia Nicolさん。

 

彼女の母親であるPhedre Fittonさんは、5年間ガンと戦うも、2013年11月に69歳で亡くなった。

 

亡くなる前、Phedreさんは夫に対して「私が死んだ後も、(家の)バスルームにある植物に水をあげて」と強く頼んでいたそうだ。

 

そのためAntoniaさんの父親は約束を守り、植物に水を与え続けてきた。しかし最近、その植物が実はプラスチックだったことが判明する。

 

Antoniaさんはそのエピソードをツイッターで紹介。最後に「ママのくすくす笑いが聞こえるでしょ」と締めくくり、これが母親のいたずらだったことを明かした。

 

4万件以上もリツイートされる

 

母親のPhedreさんが亡くなってから、家族は全員つらい時間を過ごしてきたという。

 

しかし父親がせっせとプラスチックに水を与えていたというエピソードはユーモアに満ち、家族は皆、陽気な母親が今でも自分たちと一緒にいると感じたそうだ。

 

そしてこのエピソードを紹介したAntoniaさんのツイートにも多くの反響があり、1月17日に投稿してから現在までに、4万件以上もリツイートされ、13万5000件以上の「いいね」が贈られた。

 

また読んだ人からも「素晴らしい!なんて可愛らしい出来事なんだ」や「あなたのパパは本当にピュアなのね」「なんて心惹かれるストーリーなんだ」といったコメントが寄せられたという。

 

またAntoniaさんの父親も、このエピソードを気に入ったため、自分がプラスチックの植物に水を与える場面をもう一度演じたそうだ。(了)

 


出典元:INDEPENDENT:Woman tells husband to water her plants after she passes away. Years later he discovers they’re plastic(1/18)

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