「お腹がすいた…」幼い男の子からの通報に、ピザを届けた警察官が優しい
アメリカでお腹を空かした男の子が警察に通報し、その結果警察官が意外な対応を見せたとして、話題となっている。
「ピザを注文したいの…」
その出来事が起きたのは8月初旬、ある日フロリダ州にあるSanford警察署に1本の電話がかかってきたという。
電話をしてきたのは、幼い男の子(5歳)。彼は警察に対し「お腹がすいた。ピザを注文したいの」と話しかけてきたそうだ。
とりあえず警察は、現場に急行。男の子の姉と話をし、無事かどうか確認をしたところ、彼女は「私たちは元気です。弟が気付かない間に、電話をつかんでいたんです」と答えたとか。
通報の適切な使い方を教えるいい機会
しかし話はここで終わらない。やがて3人の警察官は、911(110番)の適切な使い方を教えるいい機会だと判断。
実際に、ピザハットでラージサイズのピザを購入し、それを手に再び男の子の家を訪れ、ピザを手渡したという。
男の子は喜んだらしく、その後警察官と一緒に撮影した写真でも、ピザを見つめて微笑む様子が映っている。
Officers Morales, Mejia, and Hernandez responded to a home on Key Haven Dr., for a well-being check on a 911 call made…
その後、Sanford警察はその写真をフェイスブックに投稿。すると写真は200人以上にシェアされ、900件以上の「いいね」などが贈られた。
幼い子供から「お腹がすいた」と言われ、警察官らも思わず放っておけなかったのかもしれない。(了)
出展元:People:‘Speedy Delivery’: A Hungry Florida Boy Calls 911 — and Officers Bring Him a Pizza!(8/8)
出展元:Mirror:Hungry boy, 5, calls emergency services for a pizza – so police bring him one(8/9)