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【モロッコ】新型コロナに対する奮闘に、在外公館の大使たちがエールを送る

【モロッコ】新型コロナに対する奮闘に、在外公館の大使たちがエールを送る
Twitter / US Embassy

世界中に感染が広がっている新型コロナウィルス。北アフリカのモロッコでも、今月2日に初めての症例が確認されたが、その後感染者の数は日を追うごとに増えている。

 

そんな状況の中、アメリカを始めとする各国の在外公館が、モロッコとその国民に対して感謝の意やエールを送っている。

 

アメリカ大使館がツイッターで謝辞を送る

 

 

在モロッコアメリカ大使館は、公式ツイッターにアラビア語と英語で「ありがとう」と書かれたイラストを掲載。

 

「ここ数日間は、過去に例の無い事態となっています。我々米国民に対して、優しさや寛大さに溢れた素晴らしい国モロッコ、私たちはマラケシュを始め全てのモロッコの皆さんに感謝の意を表します。」

 

モロッコでは、今月2日にイタリアに在住するモロッコ人が帰国したことにより、国内で初めての感染者が発生した。

 

その後、主にヨーロッパとの航空便を段階的に停止していったが、15日に全ての国際線の運航停止を決定した。

 

その知らせに慌てたのが、世界から訪れていた観光客たちだった。

出国不可能になるのを恐れた数千人の客が、各地の空港に殺到したという。

 

 

帰国できずにモロッコに取り残された観光客たち。そんな彼らを救ったのが、地元の人々だった。

 

ホテルが観光客を無償で受け入れる

 

世界遺産にも登録されている古都フェズにある「リアド・アラベスク」、5つ星ホテルのマネージャーであるJaafar Benamor氏はこう話す。

 

「国際線フライトがキャンセルになる、と聞いてすぐに、彼らを受け入れようと決めたのです。」

 

帰国できなくなった全ての観光客に、食事込みで無料滞在を提供するというものだった。

 

このような申し出は、「リアド・アラベスク」に限ったことではなく、国内各地のホテルや、一般家庭でも同様に行われたという。

 

アメリカ大使館のツイートは、こうした動きに対する御礼だったのだ。

 

英国大使館も同様に感謝を表す

 

英国大使館のThomas Reilly大使も、自身のツイッターに感謝の言葉を載せた。

 

 

「彼らの寛大さと温かい精神が、モロッコをこのような素晴らしい国にしているのです。」

 

実際に、騒動に巻き込まれた人たちもコメントしている。

 

「足止めを食らったアメリカ人の一人だけど、温かく、太っ腹で愛しいモロッコ人家庭にお世話になっているよ。」

 

「モロッコの人たちは本当に良くしてくれて、一生忘れないわ。助けてくれて本当にありがとう!」

 

オーストラリア大使はビデオでエールを

 

26日には、オーストラリア大使館のBerenice Owen-Jones大使がビデオメッセージを公開。

 

「新型コロナウィルスと戦う困難な時期にある、モロッコの人々へ、感謝と励ましの言葉を送ります。」

 

 

そして、大使は医療関係者、軍関係者、地方自治体の努力に感謝するとともに、自国民を含む観光客のサポートにあたった空港関係者の職員に御礼の言葉を述べた。

 

「オーストラリア人だとか、モロッコ人だとか、他国の人間だというのは重要ではありません。我々は皆このウィルスの流行を懸念しています。連帯こそが重要なのです。」

 

「この危機を乗り越えましょう。」

 

29日の時点で、モロッコ国内では479名の感染者、死亡者は26名と報告されている。(了)

 

 

出典元:Morocco World News:US Embassy Thanks Moroccans for Hospitality During COVID-19 Crisis (3/24)

出典元:Morocco World News:British Ambassador Lauds Moroccan Generosity Amid COVID-19 Panic (3/24)

出典元:Morocco World News:COVID-19 Crisis: Australian Ambassador Thanks Moroccans for Compassion (3/26)

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