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ゲームで病気の子供たちに笑顔を!任天堂のアメリカ法人が携わる粋なプロジェクト

ゲームで病気の子供たちに笑顔を!任天堂のアメリカ法人が携わる粋なプロジェクト
Starlight Childrens Foundation

本当なら友達と一緒に遊んでいたい子供たちにとって、入院は寂しさと退屈と戦わなくてはいけない辛い時間だ。任天堂のアメリカ法人「Nintendo of America」は、ニンテンドースイッチで入院中の辛さを少しでも軽くしようとしている。

 

ゲームで病気を忘れる時間を提供

 

任天堂と手を組んだのは、「Starlight Children’s Foundation」。深刻な病と闘う子供たちや、その家族に幸せを届けることを目的とするNPO法人だ。

 

彼らは、病院にニンテンドースイッチを利用したゲーム台を寄付している。

 

 

あらかじめ「スーパーマリオパーティ」や「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」「ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ」などの25のゲームがインストールされており、病気と闘う子供たちに病気を忘れられる楽しい時間を提供している。

 

最初にこのゲーム台が導入されたワシントン州のMary Bridge Children’s Hospitalでは、リンドンくん(上記ツイートの写真右)が、病室以外の世界を夢中になって探検しているという。

 

28年前からスタートしたプロジェクト

 

任天堂と「Starlight Children’s Foundation」の共同プロジェクトは、実は今回が初めてではない。28年前からスタートし、7200台のゲーム台を800以上の病院や療養施設に寄付してきたそうだ。

 

▼当初のゲーム台(2枚目は現在のゲーム台)

 

ニンテンドースイッチを使用した新しいゲーム台作りは、2019年からスタート。任天堂の従業員がボランティアで組み立ててくれているという。

 

 

2020年は新型コロナの影響で多くの病院では、プレイルームを閉鎖。ゲームをして過ごす時間が、病気と闘う子供たちにとって貴重な楽しい時間となった。

 

「Starlight Children’s Foundation」はこの活動をさらに進めるため、寄付金を呼び掛けている。(了)

 

参考:CNN「Nintendo is partnering with a nonprofit to bring gaming consoles to hospitalized kids」(1/2)

参考:Starlight Children’s Foundation

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