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バンクシーの作品をオークションにかけ、ウクライナの小児病院へ寄付、1300万円で落札

バンクシーの作品をオークションにかけ、ウクライナの小児病院へ寄付、1300万円で落札
Twitter/Hromadske Int

先日、匿名のオーナーによってバンクシーの作品がオークションにかけられ、その売り上げが全額、ウクライナの小児病院へ寄付されることになった。

 

2005年の作品「CND Soldiers」

 

その作品とは、バンクシーが2005年に描いた「CND Soldiers」。これは核軍縮キャンペーンの状況を現したものだ。

 

兵士が赤いペンキの刷毛を手にしているが、「ピースマーク」が、つまり「平和」がまだ完成していないことを示唆したものと考えられている。

 

これを所有していた匿名のオーナーが先日、ウェブサイト「MyArtBroker.com」を通じて、作品をオークションにかけた。

 

約320万円から入札を開始

 

匿名のオーナーはオークションでの作品の売上を全額、ウクライナの首都・キエフにあるオーマットディート(Ohmatdyt)小児病院へ贈ることにしたという。

 

オークションでは2万ポンド(約320万円)から入札がはじめられたが、その後次々と値が上がり、最終的には8万1000ポンド(約1300万円)で落札された。

 

「MyArtBroker」のマネージングディレクターであるシャーロット・スチュワート氏は、ウェブサイト上の声明で次のように述べている。

 

「信じられないほど寛大なクライアントが、バンクシーのCND Soldiersのプリントを売りたいと申し出てくれました。このような出品者の並外れた寛大さに、落札者はこれ以上ないほど応え、8万1000ポンド(約1300万円)の寄付は、今後数週間のうちに(ウクライナの病院の)スタッフや子どもたち、その家族の生活に大きな変化をもたらすことでしょう」(了)

 

出典元:The Guardian:Zelenskiy says he had a ‘very active diplomatic day’ with world leaders – as it happened(3/28)

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