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N.Y.のレストランで人気の「焼きモルモット」が衝撃的

N.Y.のレストランで人気の「焼きモルモット」が衝撃的
YouTube/La casa del cuy

ニューヨークの食通たちが、モルモットに舌鼓を打っているという。最近はペットとして飼う人も多いあのモルモットが、「非常に美味しい」らしいのだ。

 

クイーンズ区のレストラン「モルモットの家」

 

ニューヨーク市クイーンズ区にあるレストラン「La Casa Del Cuy」(スペイン語で「モルモットの家」の意)では、モルモットの丸焼きを出している。

 

海外メディアによれば、月曜の夜から店内は混んでいて、客たちは重さ2.5ポンド(約1.1kg)ほどもある焼きモルモットにナイフを入れているという。それは全身の形を留めており、鼻先からつま先までの長さは約16インチ(約40cm)。ペット用のモルモットはもっと小さいが、一般的なモルモットのは体重2~3.5ポンド(約900g~約1.6kg)なのだそう。

 

 

味について、店主のLucio Barreraさんは、「チキンより美味しい。ウサギより美味しい」と言う。特に頭が最高に美味しいそうだ。

 

一皿(1匹)で110ドル(約1万7000円)もするのだが、「飛ぶように売れている」とのこと。そのため仕入れにいつも苦労するらしい。材料のモルモットは冷凍で、エクアドルから運んでいる。

 

 

南米の伝統的な料理

 

脂肪が少なく高タンパクのモルモットは、何千年も前から南米先住民が飼育し、食用にしてきた。いまでも南米諸国では、伝統料理として親しまれている。

 

店主のLucioさんは、エクアドル·クエンカ市の出身。もともとはロティーサリーチキン(鶏の丸焼き)専門店を経営していたが、新型コロナのパンデミック時期に、故郷の味が恋しくなったエクアドル系の客たちからリクエストされ、焼きモルモットの店を始めたのだそう。

 

 

試食した海外メディアの記者はこんな感想を述べている。「柔らかい肉は霜降りで、臭みが全くなく、皮はパリパリしている。丸焼きでも縮んでおらず、大男3人で食べて丁度いいくらいのボリュームだ。飲み物は、縁に塩をつけたグラスで飲むエクアドルのビール『Club』がよく合う」(了)

 

出典元:New York Post:Grilled guinea pigs are this NYC restaurant’s shocking specialty — and the head is the ‘best part’(11/12)
出典元:La Casa del Cuy
出典元:Wikipedia:モルモット

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