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アメリカとアイルランドに未来の「窓」が設置され、住民らがコミュニケーション

アメリカとアイルランドに未来の「窓」が設置され、住民らがコミュニケーション
X_Dr Panti Bliss-Cabrera

アメリカとアイルランドの都市に、「窓(ポータル・玄関口)」が設置され、お互いに住民らがコミュニケーションできるようになった。

 

2つの都市を結ぶ懸け橋

 

その作品は5月8日に、ニューヨークと、アイルランドの首都・ダブリンに設置されたという。

 

この「窓」は2つの町をライブ中継しており、4800km以上も離れた住民が、お互いの町を見ることができ、人々がコミュニケーションを図れるようになっているそうだ。

 

ダブリンの「窓」は、中央郵便局と有名な尖塔「Spire」の間の通りに設置され、ニューヨークの「窓」は、5番街の「フラットアイアン・ビル」の前にある。

 

国境や違いを超えて人々が出会える

 

この「窓」は、リトアニア人のアーティスト、ベネディクタス・ギリス氏によって製作されたという。

 

ギリス氏は、遠く離れて暮らす人々のつながりを強化したいと考えており、製作の意図について次のように語っている。

 

「窓(ポータル)は、国境や違いを超えて人々に出会い、団結して1つになる世界を体験するための招待状です。ライブストリームは、離れた場所の間に窓を提供します。そして人々が社会的サークルや文化の外で出会い、地理的な境界を超え、世界的な相互のつながりの美しさを受け入れることを可能にします」

 

 

このプロジェクトは秋まで継続される予定だが、正式な終了日はまだ発表されていない。

 

またダブリンの「窓」は、今後数カ月以内にポーランドやブラジル、リトアニアなどの他の都市とも結ばれる予定となっている。(了)

 

出典元:METRO:Mysterious portal linking New York to Dublin appears on Manhattan street(5/9)

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