離陸直後の旅客機に落雷!稲妻が走る瞬間を捉えた映像が恐ろしい
離陸して間もない飛行機に突然、雷が落ち、その瞬間が動画で偶然撮影された。
機体に落ちる稲妻の姿がはっきり映る
その映像が撮られたのは、オランダのアムステルダムにあるSchiphol空港とされている。
YouTubeユーザーのValk Aviationが偶然撮影し、先週の月曜日に投稿したという。
映っている機体はKLMオランダ航空の旅客機とされ、滑走路から離陸し、ゆっくりと高度を上げていく瞬間に雷が落ちたそうだ。
動画には機体の胴体に落ちた稲妻が、左の翼の先端から抜けていくような姿がはっきりと映っている。
しかし旅客機は、その後も何事もなかったかのように飛行。約12時間40分後には目的地であるペルーのリマに無事、着陸したという。
落雷があってもダメージは残らない
当時、機内にいた乗客のNicole Neyerさんは「私たちはカメラのフラッシュのような光を見ました。その後、機長は『これは雷です』と告げました。飛行機が雷にも対応してくれて、うれしかったです」とコメント。
またパイロットのPatrick Smith氏も、International Business Timesの取材に対し、これらは決して珍しいことではないと主張。次のように語っている。
「時折、(落雷によって)出入り口の表面など機体の外側にダメージがあったり、飛行機の電気系統にわずかな損傷を起こしたりする場合はあります。しかし一般的に、落雷はほとんど、または全く痕跡すら残さないのです」
ちなみにこの動画の前半部分には、画面を横切るUFOのような物体が写っているが、記事によればそれはドローンではないかという。
この動画は現在までに190万回以上も再生されている。(了)
※動画の前半は離陸直前の映像がほとんど。落雷のシーンは2分40秒ころ。
出典元:NYPost:Big lightning bolt strikes plane just after takeoff(11/17)