Facebook/Sea Ventures Charters

アメリカで、釣り人が乗る船に、大きなサメが飛び込み、その珍しい様子が撮影された。

大きなアオザメがかかる

この出来事が起きたのは今年の8月、場所はメイン州モンヒガン沖とされている。

当時、地元の会社「Sea Ventures Charters」が運航するチャーター船「Lady Anne」号は、釣り人を乗せて、航海をしていたという。

その時、1匹の大きなアオザメがかかり、船の後方でジャンプ。そして次の瞬間、再び海面から飛び上がり、船に乗り込んできたそうだ。

タグ付けし、科学的データを収集

そのアオザメは大きさが7フィート（約2.1m）もあったと見られ、デッキの上で暴れまわったため、釣り人たちも手を焼いたそうだ。

しかしその後、このサメは針を外され、計測され、調査用のタグをつけられて、再び海に返された。

実は「Lady Anne」号は、科学的データを収集するために頻繁に釣り人を乗せており、捕まえられたサメはタグ付けされ、リリースされてきたという。

今回のサメもその後、計測され、写真も撮影され、タグ付けされるが、そこから得られたデータは、アメリカ海洋漁業局の「Apex Predator Tagging Program（頂点捕食者タグ付けプログラム）」に送られるそうだ。

「Sea Ventures Charters」は今回の動画をフェイスブックに投稿しており、その中で「一生に一度の経験だ。ありがたいことに、船上の誰も怪我をしなかった！」と述べている。（了）

出典元：METRO：Moment massive shark jumps out of water at fishermen on boat(9/15)