Switch news

知っておきたい世界のニュース

エリザベス女王にお別れするため、ベッカム氏が一般人と同じ列に並ぶ

エリザベス女王にお別れするため、ベッカム氏が一般人と同じ列に並ぶ
Twitter/Tanya Hines

エリザベス女王に最後のお別れをしようと、棺の置かれたウェストミンスター・ホールへは多くの人が訪れ、長い列ができている。

 

その列に元サッカー・イングランド代表のスター選手だったデビット・ベッカム氏(47)の並ぶ姿が目撃された。

 

一般人と共に12時間も並ぶ

 

ベッカム氏は、多くの人々と同じように朝の2時から列に並び、12時間かけてウェストミンスター・ホールにたどり着き、女王に最後のお別れを行ったという。(時間に関しては朝の12時からや、14時間並んだとの情報もある)

 

 

列に並んでいる様子はSNSにも投稿されており、BBCのインタビューでベッカム氏は次のように答えていた。

 

「私たち皆が、共にここに来たいと思い、皆が、私たちの女王の素晴らしい人生を称えるものを経験したいと思っています。私は、このようなことを皆で分かち合うことに意義があると思っています。(略)つまり皆でプルングルスやレモンシャーベットを食べたり、サンドイッチやドーナツを食べたり、コーヒーを飲んだり(ということです)」

 

またそばにいた女性も「彼(ベッカム氏)には、大いに敬意を表します。彼は私たちと共に立ち続け、敬意を払いました。驚くべきことだと思います」と述べている。

 

さらにベッカム氏は、リポーターに「(立ち続けていて)膝はどうですか?」と問われ、「膝は問題ありません。しかし腰が…」と答えている。

 

「尊敬に値する」「見習うべき」

 

またベッカム氏は、ウェストミンスター・ホールに入ると、帽子を脱ぎ、女王の棺の前に立って数秒間頭を下げ、その後歩き出したという。

 

また列に並んでいる間、ベッカム氏が目の涙を拭っているような姿も目撃された。

 

SNSでは、ベッカム氏が一般人と同じように列に並んだことに対し、多くの賛辞が送られたという。

 

あるユーザーは「最大限の敬意を表する」とコメントし、また「もっと多くのセレブや政治家はデビッド・ベッカムから学ぶべきだ」や「名声、お金、人気を利用して列を跳び越すのではなく、12時間忍耐強く列に並ぶ彼の姿。尊敬に値する」といった声も聞かれたとか。

 

女王が亡くなった時、ベッカム氏は自らのSNSで、次のように投稿していた。

 

「今日、私たち全員が打ちひしがれているのは、彼女がこの国や世界の人々にとってどんな意味があったかを示しています。彼女がそのリーダーシップでどれだけ私たちを奮い立たせてくれたか。つらい時にどれだけ私たちを慰めてくれたか。最期まで、彼女は威厳と優雅さをもって国に尽くしました」(了)

 

出典元:METRO:Tearful David Beckham pays respects to the Queen after waiting in queue for 13 hours(9/16)

記事が気に入ったら
Switch Newsをフォローしよう!


Return Top