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ベルリン市内で大晦日の夜、人々が花火を発射し合い、390人を拘束

ベルリン市内で大晦日の夜、人々が花火を発射し合い、390人を拘束
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ドイツの首都・ベルリンでは大晦日の夜、人々が花火を打ち合ったため、数多くの人が一時的に拘束された。

 

警官や他の人々に向けて花火を発射

 

ベルリン警察によれば、大晦日の夜に約390人を一晩拘束し、1月1日時点で潜在的な犯罪捜査が700件余り発生したという。

 

390人のうちの多くが、違法な爆竹を使用したり、警官や他の人々に向けて花火を発射したりし、武器および爆発物法に違反したとして逮捕されたそうだ。

 

ベルリンでは昨年の暴動を受け、首都やその他の州から4500人の警察が出動し、市内に配備されていたが、新年を迎える中で、警官54人が負傷。そのうち30人が、人々から花火を発射されたことによるケガだったという。

 

他の都市でも起きた犯罪

 

またベルリン南東部のNeukölln(ノイケルン)地区では、多くの人が火炎瓶を作ろうとして逮捕され、警察は火炎瓶を押収したそうだ。

 

一方、ヘッセン州中部のフランクフルトでは新年の祝賀行事がほぼ平和的に行われたという。

 

ただし、そこでも人々に向けて爆竹やロケット花火が発射され、警察は多くの人を拘束したそうだ。

 

ドイツ西部の都市、ケルンでは市の大聖堂への攻撃計画に関連して、3人が逮捕された。

 

「昨年よりも平和だった」

 

ベルリン警察は、多くの警察官が負傷したものの、大晦日の作戦は成功し、その夜は昨年よりも平和だったと述べた。

 

また逮捕数が多い理由の1つは、警察の配備が強化され、警察官が「早期かつ効果的に介入」できるようになったためだと説明した。

 

ドイツでは昨年、全土で暴動が発生。警察官や救急隊員への襲撃が発生し、ベルリンが騒乱の主要な中心地になったという。(了)

 

出典元:DW:Berlin police deploy in force, face calmer New Year’s Eve(1/1)

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