X_MSP Seventh District

アメリカの湖で男性が氷の下に落ちたのだが、その際飼われていたワンコが救助に参加したという。

65歳の男性が湖に落ちる

ミシガン州警察によると1月18日、65歳の男性が氷に覆われたアルビュートゥス湖に落ち、居合わせた人々が緊急通報したという。

現場に警察官が向かった時には、湖の薄氷の上に頭と肩だけが出ている男性と、そのそばに犬がいたそうだ。

ミシガン州警察のキャメロン・ベネットさんは、当時ロープで結ばれた救助用ディスクを男性に向かって投げたが、失敗してしまったという。

犬の首輪に救助用ディスクを結ぶ

そこでベネットさんは、湖に落ちた男性に向かって、彼の犬を自分たちの方へ来させるよう要請。すると男性は、その犬の名前が「ルビー」だと教えたそうだ。

そしてベネットさんが口笛を吹き、「こっちおいで！こっちにおいで、ルビー！」と叫ぶと、「ルビー」は尻尾を振りながら、ベネットさんの元へ走ってきたという。

やがてベネットさんは、救助用ディスクを「ルビー」の首輪に結び付け、再び男性に「ルビー」を呼び戻すよう頼んだ。

飼い主の呼び声で、「ルビー」は再び男性の元へ戻り、彼は救助用ディスクを受けることができたそうだ。

ベネットさんと地元の消防士は男性にディスクに捕まるよう促し、やがてロープで引っ張り、男性を引き上げたという。

男性は救急車で病院に運ばれたが、その後退院したそうだ。

ミシガン警察はSNSの「X」に動画を投稿。特に「ルビー」を称賛し「なんて良い子なんだ!!!素晴らしい氷上での救助。創造的思考が命を救った」とコメントした。（了）

What a good girl!!! Amazing ice rescue from 7th District, MCO Bennetts. Creative thinking helped save a life!! EXCELLENT JOB MCO Bennetts and RUBY!! https://t.co/mpY5kkduYv

— MSP Sixth District (@mspwestmi) January 19, 2024

出典元：The Guardian：Ruby to the rescue as dog helps save owner who fell in frozen Michigan lake(1/19)