不気味な事件、店の前に無数の動物の死骸が置かれる【イギリス】
イギリスで、店の前に数多くの動物の死骸が置かれているのが見つかり、現在捜査が進められている。
50匹の野ウサギの死骸
その出来事が起きたのは3月8日、場所はイングランド南部の町、ハンプシャーのブロートンにある「コミュニティ・ショップ」とされている。
その日の早朝、スタッフは店の前に、約50匹の野ウサギや、1羽のチョウゲンボウ、1羽のフクロウの死骸が置かれているのを発見したという。
しかも店の窓には血が塗り付けられ、ドアの取っ手にも2羽の鳥が置かれていたそうだ。警察は現在、この凄惨な事件を捜査しているという。
野ウサギのハンターの仕業か?
実は先月にも、この店から11km離れた町、オーブリッジにある小学校の外に、数十匹のノウサギとキジの死骸が置かれる出来事が起きていた。
しかしこの事件で、警察は捜査に行き詰っていたという。
ブロートンの人々は、野兎の猟師がこの事件に関与していると見ており、すでに店の監視カメラの映像なども、警察に提出しているそうだ。
ハンプシャーとワイト島警察は、シルバーの車「スズキ・グランドビターラ」の所有者を特定しようとしていると発表した。
ウサギの狩猟は2004年までは合法で、その後禁止されたが、この地域に広がるソールズベリー平原などでは、今でも密かに狩猟が行われているという。(了)
出典元:The Guardian:Dozens of dead wild animals dumped outside Hampshire shop(3/16)