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フードコートで銃乱射、民間人が携帯していた銃で犯人を射殺【アメリカ】

フードコートで銃乱射、民間人が携帯していた銃で犯人を射殺【アメリカ】
SIMON/Greenwood Park Mall

今月17日にアメリカ・インディアナ州で起こった銃乱射事件は、いかにもアメリカらしい結末を迎えた。その場に居合わせた一般人が銃を取り出し、ライフルを持った犯人と対決したのだ。

 

フードコートの客に向けて乱射

 

最近アメリカでは、各地で続けざまに銃乱射事件が起こっている。17日にはまた1件、インディアナ州グリーンウッド市にあるショッピングセンター「Greenwood Park Mall」で、3人が殺される乱射があった。

 

警察によれば、事件が起こったのは午後6時頃。フードコートのトイレからライフルを持って出て来た犯人は、すぐさま近くにいた30才の男性を撃ち殺し、その後フードコートの客に向けて、24発近くの銃弾を撃ち込んだ。これによって1組の夫婦(夫56才、妻37才)が死亡、22才の女性が足を負傷、12才の女の子が背中に怪我を負った。

 

犯人は同市に住むJonathan Douglas Sapirmanという20才の男。犯行時、彼は2挺のライフルと1挺の拳銃、数個の弾倉を所持していたが、使ったのは1挺のライフルだけだったとのこと。下の動画は事件当時、人々が避難する様子をとらえたもの。

 

拳銃を持っていた民間人

 

現場に居合わせたElisjsha Dickenさんは民間人だが、拳銃を携帯していた。彼は乱射を続ける犯人に向けて10発を撃ち、そのいくつかが命中。犯人はトイレへ逃げ込もうとしたが、途中で倒れ、生き絶えた。

 

警察の発表によれば、Dickenさんは元警官ではなく、警察で射撃訓練を受けたことはない。また軍に所属していたこともないという。射撃は「祖父から習った」そうだ。

 

また、彼が銃を携帯していたのは違法ではないとのこと。

 

地元警察のJim Isonチーフは、Dickenさんの行動をこう褒めている。

 

「彼の行動はまさに英雄的だ。十分に距離を取って拳銃で立ち向かった。これはとても上手い、正しい戦法だ。さらに彼は、犯人に近づきながら、人々が犯人の後ろから逃げ去るのを確認した。乱射が始まって2分以内に、(彼のような)銃を持った責任感のある民間人が行動したおかげで、より多くの死者を出さずに済んだ」(了)

 

出典元:WTHR:3 killed, shooter and ‘good Samaritan’ identified in Greenwood Park Mall mass shooting(7/18)

出典元:WISHTV:3 people dead, 2 injured in shooting at Greenwood Park Mall(7/18)

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