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ドイツで行われているサッカーのUEFA欧州選手権（ユーロ2024）の試合会場で、屋根に登っている男が見つかり、逮捕された。

落雷で試合が中断している最中

その男が目撃されたのは6月29日、場所はドルムントにあるスタジアム「Signal Iduna Park」とされている。

当時はドイツとデンマーク戦が行われていたが、その後激しい嵐に見舞われ、スタジアムに雷が落ちたことから、試合が中断されていた。

そんな時、スタジアムの屋根の、骨格部分を登っている男を発見。その後、男はドルトムント警察に連行されたという。

A man was ARRESTED after climbing up to the top of the stadium after Germany vs Denmark…

WOW. 🤯 pic.twitter.com/1O4dJiPQaK

— Mail Sport (@MailSport) June 29, 2024

問題の男は、写真家だった

ドルトムント警察は翌30日に声明を発表し、男を逮捕したと発表。問題の人物が一般市民に危害を加えるものではなく、写真家だったことを明らかにした。

警察によれば、この男は21歳で、スタジアムの屋根で写真を撮りたかったらしく、リュックサックにカメラの機材を入れていたという。

また男に政治的な動機などもなく、危険な物も所持していなかったそうだ。

男は午後10時11分には警察に目撃され、その後警察の指示に従い、午後11時44分に屋根の下の通路に戻ったという。そこで特殊部隊が彼を逮捕し、手錠をかけたそうだ。

警察は、この男がどのようにしてスタジアムに侵入し、屋根に登ることができたのか、現在も捜査しているという。（了）

出典元：METRO：Man arrested after climbing onto stadium roof during Euro 2024 match(6/30)