Switch news

知っておきたい世界のニュース

ウルグアイへ向かう旅客機が乱気流に遭遇、乗客が荷物棚へ収まる

ウルグアイへ向かう旅客機が乱気流に遭遇、乗客が荷物棚へ収まる
X_ABC News

スペインから南米のウルグアイへ向かう旅客機が乱気流に巻き込まれ、多くの負傷者を出した。

 

天井や座席も乱気流で破損

 

その旅客機とは、「エア・ヨーロッパ」のUX045便、「ボーイング787-9ドリームライナー」とされている。

 

この便は6月30日に、スペインのマドリードを離陸。その後、南米ウルグアイの都市、モンテビデオへ向かって飛行を続けたという。

 

しかし途中、激しい乱気中に巻き込まれ、機内が混乱したそうだ。SNSに投稿された動画には、上の荷物棚から両足を出している乗客の姿や、破損した天井・座席の様子などが映っていた。

 

ブラジルの空港に緊急着陸

 

UX045便はその後、7月1日の午前2時30分には、ブラジル北東部のナタール空港に緊急着陸を余儀なくされたという。

 

この乱気流で数人の乗客が頸椎骨折や頭に打撲を負い、少なくとも30人が負傷。数十人が病院へ搬送されたそうだ。

 

また7月1日の時点でも、まだ2人の乗客が、病院に入院していると言われている。

 

航空会社によれば、ナタール空港は医療を必要とする乗客に、最も迅速に対応できる空港だったとし、1日の午後には再び、乗客を乗せた旅客機が、ウルグアイへ向かって飛行する予定だという。

 

今年の初めには、「シンガポール航空」の飛行機が激しい乱気流に見舞われ、乗客1人が死亡している。(了)

 

出典元:METRO:Dozens injured as Boeing ripped apart by ‘severe turbulence’(7/1)

記事が気に入ったら
Switch Newsをフォローしよう!


Return Top