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プラスチック汚染を防ぐ、初めての多国間条約の制定に合意:国連環境総会

プラスチック汚染を防ぐ、初めての多国間条約の制定に合意:国連環境総会
flickr_UNEP

先日、アフリカ・ケニアで開かれた国連環境総会で、史上初めてプラスチック汚染を根絶するための条約制定が合意された。

 

「条約の策定」に合意

 

3月2日、ケニアのナイロビでは、約200カ国からの指導者、閣僚、その他の代表者が出席し、国連環境総会が開催されたという。

 

そこでは深刻なプラスチックによる環境汚染の問題が話し合われ、初めて多国間での条約を制定することで合意した。

 

この決議は、生産、設計、廃棄を含むプラスチックの全ライフサイクルを対象としており、この廃棄物の問題に対処するための条約が、2024年末までに達成されることが期待されている。

 

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パリ協定以来、最も重要な多国間環境協定

 

国連環境計画のインガー・アンデルセン事務局長は、今回の決議について、次のように語っている。

 

「これはパリ協定以来、最も重要な多国間環境協定です。これは、今の世代と未来の世代のための保険であり、プラスチックとともに生き、プラスチックに運命を奪われることがないようにするものです」

 

ただし国連は、協定の成功は最終的に協定の条件次第であり、代表団は加盟国の利害と闘いながら、より細部を調整していくことになると警告している。

 

今回は「条約の策定」が合意されたわけだが、この条約は国際的な法的拘束力を持つことになるようだ。

 

実は6年前までは、プラスチックの全ライフサイクルに対応する法的拘束力のある条約は不可能と思われていたが、今回の合意は複数の運動により結実したと考えられている。(了)

 

出典元:CNBC:‘Most important climate deal since Paris’: UN agrees treaty to end scourge of plastic pollution(3/3)

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