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インドの西部のマハーラーシュトラ州で、突然川が増水し、多くの人が流され、死亡または行方不明となった。

恐怖に怯えながら助けを待つ

その事故が起きたのは6月30日、場所はマハーラーシュトラ州のロナバラ地区（プネー県）にあるブーシ・ダム近くの滝とされている。

当時、16～17人の家族がブーシ・ダム近くの滝を見に行ったが、突然激しい雨が降ったため、川が増水。家族の多くが、川に取り残されたという。

当時、撮影された映像には、激流の中で人々が恐怖に怯えながら助けを待ち、やがて複数の女性が流されていく様子が映っていた。

An Indian family was reportedly picnicking after a wedding when they were caught by rushing floodwaters and swept away.

At least five of the 19 family members caught in the flooding are confirmed dead or missing. pic.twitter.com/GCslfxC0vt

— Al Jazeera English (@AJEnglish) July 1, 2024

3人の遺体を回収、2人が行方不明

ロナバラ警察署によれば、午後12時30分頃に増水が起き、約10人が流されたが、数人は自力で脱出し、1人の少女が救出されたという。

その後、下流の貯水池から子供を含む3人の遺体を回収。また4歳と9歳の子供は依然、行方不明になっているそうだ。

モンスーンシーズンが始まると、何千人もの観光客がブーシ・ダム地域とパヴァナ・ダム地域に押し寄せるという。

しかし何度も警告が出されているにもかかわらず、人々はブーシ・ダム上流にある危険な丘陵地帯に足を踏み入れ続けているそうだ。

プネー地方警察は、あらためてこれらのダム付近の、見知らぬ地域を探検して命を危険にさらさないよう、国民に呼びかけた。（了）

出典元：NDTV：Picnic Turns Tragic In Pune, 3 Of Family Drown In Waterfall, 2 Children Missing(7/1)