サーファーがサメから逃げ切れず、脚を食いちぎられる、その瞬間が撮影されていた
7月23日、オーストラリアのプロ·サーファーがサメに襲われ、片脚を失った。海岸に食いちぎられた脚が打ち上げられていたと報じられている。
通りかかった元警官に助けられる
23才のプロ·サーファー、Kai McKenzieさんはその日、オーストラリア·ニューサウスウェールズ州ポートマッコリー市付近の海で練習をしていた。
そこに現れた体長約9mのホホジロザメ。McKenzieさんは泳いで(パドリングして)逃げようとしたが、追いつかれてしまい、片脚に食いつかれる。
その後、運よく波に運ばれて海岸に戻ったMcKenzieさんを見つけたのは、犬の散歩に通りかかった元警察官の男性だった。彼は機転を利かせて犬のリードを止血帯代わりにし、McKenzieさんの脚の出血を止めた。
ニューサウスウェールズ州の救急業務担当者は、元警察官の処置のおかげで、McKenzieさんは「救急車の到着まで命をつなぐことができた」と言う。また、救急車到着時のMcKenzieさんは「冷静に私たちと話した。全く取り乱していなかった。本当に勇ましい若者だ」とも話している。
McKenzieさんの片脚は、この時点では見つかっていなかったが、後になって地元の住人が見つけたとのこと。
下にあるのが、彼が脚を失った瞬間の動画。ニュースメディアがYoutubeでシェアしている。海面から突き出たサメの背びれがはっきり分かる。サメから逃げようと必死でパドリングするMcKenzieさんの姿が痛々しい。
警察から流出した動画
この8秒ほどの動画は、コンピュータスクリーン上の映像をさらに録画したもの。警察から流出してSNSで拡散された。警察は流出したことを認め、流出経路を調査している。また、これがMcKenzieさんが襲われた時の映像であることも認めている。
片脚を失ったMcKenzieさんは、義足をつけて友人たちと写った写真をInstagramuにアップした。(オレンジのシャツを着ているのが、McKenzieさん)
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(了)
出典元:Unilad:Terrifying clip shows moment surfer gets leg ripped off by great white shark just before it washed ashore(7/31)
出典元:MailOnline:Port Macquarie shark attack: Truth about shocking video of Kai McKenzie that mysteriously leaked from inside a NSW police station(7/30)