photo AC

洗車場のトイレの便座の下に花火を仕掛けるという、妙なイタズラを繰り返していたアメリカ·テキサス州の男が逮捕された。3人の女性がそこに座って怪我を負った。

洗車場のユニセックストイレ

Paul Moses Aldenという46才の男は、市販されている小さな花火を細工して圧力が加わると爆発するようにし、テキサス州サンアントニオの洗車場にある3つのトイレに仕掛けた。

最初の爆発が報告されたのは先月20日。場所はサンアントニオ地域の北西にある町Helotesの洗車場「Wash Tub」だった。

同洗車場のセキュリティカメラを調べた警察によれば、 一人の男がユニセックストイレに入った後、数分してから女性が同じトイレを使った時に、トイレの中で小さな爆発があったとのこと。この被害者女性は怪我をしたが、そのまま洗車場を去り、被害届は出さなかった。

それから6日後、サンアントニオにある「Wash Tub」の別店舗で、別々のトイレに座った女性従業員と女児がそれぞれ被害にあった。現場から見つかった仕掛けは、どれも同じ作りだったとのこと。

どのケースでも、Alden容疑者がトイレに入り、出てくる姿がセキュリティカメラに映っている。トイレから出たAlden容疑者はロビーの椅子に座り、トイレのドアを見つめながら誰かが入るのを辛抱強く待ち、花火が爆発すると店を立ち去った。

犯人は常連客だった

Alden容疑者はその洗車場の常連客だったため、従業員がすぐに身元を特定した。また、彼の車とナンバープレートが映った録画も店に残っていた。

彼は現在逮捕され、裁判が進行中。警察と消防はさらに詳しい調査を進めているそうだ。洗車場「Wash Tub」の広報担当者は、「警察と消防の素早い対応にとても喜んでいます。今後も捜査に全面的に協力いたします」とのコメントを発表した。（了）

出典元：New York Post:Texas man accused of hiding explosives under toilets at local businesses that detonated when victims sat down(8/7)
出典元：KENS 5:Man accused of setting explosive booby traps inside bathrooms at local businesses causing injuries(8/7)