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メキシコ中部で、首を切断された5人の遺体を発見、麻薬組織の犯行か?

メキシコ中部で、首を切断された5人の遺体を発見、麻薬組織の犯行か?
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メキシコ中部のハリスコ州にある道路で、首を切断された5人の男性の遺体が発見された。

 

遺体が入ったビニール袋を発見

 

その遺体が発見されたのは、10月13日、場所はハリスコ州の町、Ojuelosの近くの道路とされている。

 

その道路で、運転手によって遺体の入ったビニール袋が発見され、警察が出動することになったという。

 

5人の遺体は男性のもので、いずれも首が切断されていたそうだ。このような残忍な殺害方法や、死体を公共の場に遺棄することは、麻薬カルテルの関与を示している。

 

身元や年齢などはまだ不明

 

5人の身元や年齢などはまだ分かっておらず、現在、法医学の専門家が特定に努めているそうだ。

 

メキシコでは毎年3万人以上が殺害されており、公式統計によれば、ハリスコ州では今年の1月から9月までに、1415人が殺害されたという。

 

先週には、メキシコ・ゲレーロ州の町、ChilpancingoのAlejandro Arcos市長が、就任から1週間もたたない間に、麻薬カルテルに殺害され、首を切られた状態で発見された。

 

この地域は長い間、麻薬カルテルの抗争が絶えず、Arcos市長は治安の回復に取り組むと宣言していたそうだ。

 

先週、就任したクラウディア・シェインバウム大統領は、麻薬組織との戦争状態に戻る可能性を否定。しかし野党は、麻薬組織に対する厳しい措置を求めている。

 

2006年にメキシコ政府が麻薬カルテルに対し、初めてメキシコ軍を投入して摘発を始めたが、それ以来数十万人が殺害され、さらに数万人が行方不明になっているという。(了)

 

出典元:BBC:Five beheaded bodies found next to road in Mexico(10/14)

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