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インドネシアのスマトラ島に住む女性を海に引きずり込んだワニが、約1時間後、遺体をくわえたまま浮上して来た。その時の様子が目撃者によって撮影され、ネット上でシェアされている。

浅瀬で足を洗っていた女性

12月17日の朝、北スマトラ州の海辺の村に住む4児の母、Nurhawati Zihuraさん（46才）がワニに襲われた。海の浅瀬で足を洗っていたところ、体長13フィート（約4m）のワニに食いつかれたという。

悲鳴を聞きつけた村の住人たちが駆けつけた時、ワニは彼女をくわえたまま自分の体を回転させる「デス·ロール（death roll)」の最中だったとのこと。

その時の様子を、村人のAgustinusさん（40才）はこう話す。

「ワニが浅瀬でNurhawatiさんを襲っているのを見ました。我々が大声で叫んでも、ワニは彼女を離しませんでした。どんな地獄絵を見るよりも恐ろしい光景でした。水が血に染まっていました」

その後ワニは、彼女の身体と共に海中に消えたのだが、約1時間後、驚いたことに再び海面に姿を現した。口には彼女の遺体がくわえられていた。

下にあるのは、Daily Mailがシェアしているその時の動画。遺体にはボカシが入っている。別のメディア「Viral Press」のページにはボカシなしのものがある。

ワニの口を開けさせようとして、住人が死んだ鳥を投げ込んでいるが、ワニは全く反応していない。

警察がワニを捕獲し射殺

最終的にワニは口を開け、村人はボートを出してNurhawatiさんの身体を回収した。その後死亡が確認され、同日の夜に葬儀が行われた。

地元警察と軍の兵士はワニを捜索し、午後には発見したと報じられている。捕獲したワニは射殺された。

「村では多くの人が海で体を洗います。海岸のすぐ近くなら安全だと思われていますが、この頃はワニが危険になってきました」と、Nurhawatiさんの親戚はメディアに話す。（了）

出典元：Mail Online:Horrifying moment crocodile emerges with a mother-of-four in its jaws after dragging her to a death ‘worse than any scene in hell’(12/17)
出典元：Viral Press:Killer crocodile emerges holding woman, 46, in its jaws after horror attack in Indonesia(12/17)