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なぜ?北極圏に住むシロフクロウが、カリフォルニア南部に出現

なぜ?北極圏に住むシロフクロウが、カリフォルニア南部に出現
Twitter/ABC7 Eyewitness News

主に北極地域に生息しているフクロウが、珍しくアメリカのカリフォルニア州で目撃された。

 

「こんなことはめったにない」

 

見つかったのは、「シロフクロウ(snowy owl)」。12月28日に、カリフォルニア州南部にあるオレンジ郡の住宅の屋根にいるのが目撃されたという。

 

その後、この珍しい生き物を一目見ようと、プロ用のカメラや双眼鏡を持参した多くの人々が集ったそうだ。

 

 

あるバードウォッチャーは「こんなことはめったにない。まるで母なる大地からの贈り物。南カリフォルニアに住む私たちへの、母なる自然からのクリスマス・プレゼントのようなものです」と語っている。

 

専門家が考える理由とは?

 

もともとシロフクロウは、北極圏などもっと寒い場所に生息しているため、この鳥がどうやってオレンジ郡にやってきたのか、多くの人が不思議に思っているという。

 

Twitter/BirdLife International

 

専門家である、シー・アンド・セージ・オーデュボン協会のヴィック・ライプツィヒ氏は、このフクロウが船に乗ってきたのではないかとし、次のように述べている。

 

「奇妙に聞こえるかもしれないが、特に遠海性の鳥や海鳥と呼ばれるものが船に乗って、何百マイルも、時には船が港に到着するまで船に留まるという話を聞きます。ただフクロウに、それができるでしょうか?その可能性は非常に低いように見えますが、これらの考えを排除できるとは、思えません」

 

フクロウはその晩、屋上から飛び去ったが、その後2日間、この地域に戻ってくるのが目撃されているという。(了)

 

出典元:KTLA:Rare snowy owl sighting in Orange County captivates locals(2022/12/29)

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