ブラジルのハイウェイでバスがトラックに衝突、38人が死亡
ブラジル南東部で12月21日、走行していたバスがトラックと衝突し、数多くの犠牲者が出た。
バスのタイヤがパンクした可能性
この事故は、南東部のミナスジェライス州を通る、高速道路「BR-116」線で起きたという。
その日の午前4時頃、乗客45人を乗せてサンパウロを出発したバスが、走行中にタイヤをパンクさせ、運転手がコントロールを失い、トラックに衝突したそうだ。
その後、バスは炎上し、これまでに少なくとも38人が死亡。死者数は、さらに増える恐れがあると言われている。
Um ônibus com aproximadamente 45 passageiros pegou fogo após se envolver em um acidente com uma carreta e um carro na BR-116, em Teófilo Otoni, no Vale do Mucuri, em Minas Gerais, neste sábado (21 de dezembro). O acidente provoca a interdição da rodovia federal. pic.twitter.com/TjF0pyoAzI
— O Tempo (@otempo) December 21, 2024
乗用車に乗っていた3人は無事
当初、死者数は22人とされ、13人が近くの病院へ搬送されたと伝えられた。
またバスはトラックとぶつかった後、別の乗用車とも衝突したが、車に乗っていた3人は命が助かったという。
事故現場からの写真には、炎上したバス、バスの座席や乗客の毛布などが、道路に散乱している様子が写っていた。
国連がまとめたデータによると、2021年のブラジルでの交通死亡率は、推定で10万人当たり15.7人だという。
これは例えば、アルゼンチンの10万人当たり8.8人よりも、はるかに高いとされている。(了)
出典元:The Guardian:At least 38 people killed as bus and truck collide in Brazil(12/21)