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NYの地下鉄で女性が生きたまま焼かれる事件、警察の対応に批判の声

NYの地下鉄で女性が生きたまま焼かれる事件、警察の対応に批判の声
X_John Cardillo

先日、アメリカ・ニューヨーク市の地下鉄の車内で、女性が生きたまま焼かれる事件が起きたが、その際の対応を巡り、警察に非難の声が寄せられている。

 

眠っている女性に火をつける

 

この事件が起きたのは12月22日早朝(現地時間)、場所はコニーアイランドのスティルウェル・アベニュー駅に止まっていた、電車の車内とされている。

 

当時、セバスチャン・サペタ・カリル容疑者(33歳)は、眠っている乗客の女性に火をつけ、さらにシャツで火を煽っていたという。

 

その後、女性は現場で死亡が確認され、サペタ・カリル容疑者も逮捕されて、12月23日には、第一級殺人罪で起訴された。

 

しかし事件の動画がSNS上で拡散され、そこには燃えている女性の横を、手をこまねいて通り過ぎる警察官の姿が映っており、ニューヨーク市警察に激しい非難の声が寄せられたという。(現場の動画は閲覧に注意が必要なため、このリンクからご覧いただきたい)

 

「みんな臆病者のように見ていた」

 

気象学者のパット・カルビン氏は「元消防署の救急救命士で、元ニューヨーク市警の警官の息子として、父と私はこの動画を見て、現場の警官の対応に憤慨した」と投稿。

 

元ニューヨーク市警本部長のバーナード・B・ケリック氏も「誰もこの女性を助けようとしなかった。みんな臆病者のように見ていた」と批判したという。

 

また別の「X」ユーザーは「ただ傍観していた全員がクソだ。お互いに対する責任感がない!」と投稿したそうだ。

 

他にも「ニューヨーク市警の警官が、地下鉄で火を付けられた女性の横を、文字通り通り過ぎたが、何もしなかった」や「ニューヨーク市警は、一体何をしているんだ?」といった怒りの声が寄せられたという。

 

ニューヨーク市警は記者会見で、現場に駆けつけた警官は当時、容疑者がそこにいたことを知らず、また消火器を手配している最中だったと主張した。(了)

 

出典元:MailOnline:Outrage over ‘coward’ NYPD officers who did NOTHING as illegal migrant burned woman alive on subway(12/25)

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