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ロサンゼルスで新たな山火事が発生、数万人が避難

ロサンゼルスで新たな山火事が発生、数万人が避難
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アメリカ・カリフォルニア州南部で再び山火事が発生し、多くの住民が避難を余儀なくされている。

 

3万1000人の住民が避難

 

この山火事(ヒューズ火災)は、1月22日の午後、ロサンゼルス市の北西約72km、山岳地帯のカスティーク湖付近で発生したという。

 

この山岳地帯は住宅地や学校に隣接しており、枯れ枝が燃え、風により山火事は数時間で9400エーカー(約38平方キロ)以上に広がったそうだ。

 

まだ住宅や事業所への被害はないものの、住民約3万1000人が避難を余儀なくされ、西海岸を走る主要幹線道路の州間高速道路5号線も閉鎖されている。

 

日中は風が強まると予想

 

今月初めに起きた山火事は、現在も完全に消火できておらず、今回の山火事(ヒューズ火災)は前回の北側で発生したという。

 

地元のニュースは、ロサンゼルス郡の住民が、自宅や庭にホースで水をかけて消火活動を行い、避難を急ぐ様子を報じているそうだ。

 

この地域の風速は時速20~30マイル(時速32km~48km)だが、日中は強まると予想されており、火災が拡大し、上空からの消火活動が困難になる可能性があるという。

 

現在、航空機が炎の上がっているエリアに、水と難燃剤を投下しているそうだ。

 

すでに、この地域の約3万1000人が強制避難命令を受けているが、さらに2万3000人も警告を受けている。

 

またロサンゼルスの南、サンディエゴとオーシャンサイドの近くでも、さらに2つの火災が発生したが、規模は小さく、現在は消防隊が鎮火し、避難命令もほぼ解除されているという。(了)

 

出典元:BBC:Thousands evacuated as new fast-growing fire ignites near Los Angeles(1/22)

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