韓国の空港で旅客機が炎上、乗客169人と乗員7人が避難
韓国南部の釜山にある空港で、韓国の航空会社が保有する旅客機が炎上する事故が起きた。
離陸の準備をしていた旅客機
この事故が起きたのは1月28日、場所は釜山にある金海国際空港の滑走路とされている。
当時、韓国の航空会社「エア・プサン」のエアバス機は、香港へ向かうため、離陸の準備をしていたという。
しかしその時、機体の尾部から火災が発生。機体の両側に避難用スライドが展開され、乗客169人全員と乗員7人が避難し、3人が軽傷を負ったそうだ。
New video of the moment Air Busan A321 was evacuated shortly before the fire engulfed the aircraft. Fortunately due to the quick reaction of the crew there was little fire, only smoke at the rear of the aircraft. https://t.co/a4HG85DYpk pic.twitter.com/5dPAjrZRDK
— Breaking Aviation News & Videos (@aviationbrk) January 28, 2025
17年前に製造された機体
火災は消火活動により鎮火したようだが、まだ原因は分かっていない。
航空安全ネットワークによると、この旅客機は17年前に製造された「エアバスA321ceo」型で、機体番号はHL7763だという。
航空機メーカーの「エアバス」は、この事故に関する報道を認識しており、「エア・プサン」と連絡を取っているそうだ。
韓国では昨年12月29日にも、南西部のムアン空港で、チェジュ航空の旅客機が胴体着陸し、乗客乗員181人のうち2人を除く全員が死亡する事故が起きている。(了)
出典元:The Guardian:Passengers and crew evacuated as plane catches fire on South Korean runway(1/28)