カナダの空港に着陸した旅客機、機体が上下逆さまにひっくり返る【動画】
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アメリカからの旅客機が、カナダの空港で事故を起こし、機体がひっくり返る事態となった。
15人が負傷、そのうち2人が重傷
デルタ航空の子会社「エンデバー航空」が運航する4819便は、2月17日の現地時間午後2時45分頃、トロント・ピアソン空港に着陸したが、その後機体がひっくり返ったという。
当時、機内には80人(乗客76人、乗員4人)が乗っていたが、この事故により、2人が重傷、子供1人も救急車でトロント市内の病院へ搬送されたそうだ。
また他に12人が軽傷を負ったが、幸いにも現時点で死者は出ていないという。
A Delta Airlines plane has crashed at Toronto Pearson International Airport. Why have there been SO many plane crashes lately ??? 😩 pic.twitter.com/wYRCJfmXMR
— Tiffany Fong (@TiffanyFong_) February 17, 2025
大雪、強風に見舞われていた
なぜ機体がひっくり返ったのかは、まだ明らかになっていないが、2月16日にはカナダ東部が大雪に見舞われ、事故当時トロントでも強風が吹いていたと言われている。
このため事故前には、数十便の出発便と到着便が遅れていたそうだ。
事故後、乗客の大半は客室乗務員に助けられて、ひっくり返った飛行機から脱出したという。その後、空港側も乗客と乗務員全員の所在が確認されたと明らかにした。
当時、機体からは炎が上がったが、消火活動が行われ、やがて消し止められたという。今後の事故原因の調査は、カナダ運輸安全委員会(TSB)が主導するそうだ。(了)
出典元:The Guardian:Fifteen injured after plane crashes and flips on landing in Toronto(2/17)