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ウクライナのゼレンスキー大統領、ロシア軍による大量虐殺の実態を非難

ウクライナのゼレンスキー大統領、ロシア軍による大量虐殺の実態を非難
Twitter/Володимир Зеленський

ウクライナの各地で住民が虐殺されたと報じられているが、この事実を受け4月3日、ゼレンスキー大統領が国民に演説を行った。

 

「殺人者」「拷問者」「強姦者」

 

ゼレンスキー大統領は深夜の演説において、ロシア軍を「殺人者」「拷問者」「強姦者」と呼び、次のように語ったという。

 

何百人もの人々が殺された。拷問され、処刑された民間人。街頭には死体がある。悪がまとまって、この土地にやってきた。自らを軍と名乗る殺人者たち、拷問する者、強姦魔、略奪者、彼らには、行ったことに対して死のみが値する。

 

またゼレンスキー大統領は、ロシア兵の母親たちに、次のように訴えた。

 

すべてのロシア兵の母親に、ブチャ、イルピン、ホストメリで殺された人々の遺体を見せたい。市民が何をしたのか?なぜ、彼らは殺されたのか?自転車で通りを走っていた(殺された)人は何をしたのか?

なぜ、普通の平和な街の普通の市民が拷問で殺されたのか?なぜ女性は耳からピアスを引き抜かれ、首を絞められたのか?どうして女性は子供の前でレイプされ、殺されたのだろう?

どうして死後も死体が冒涜されるのでしょうか?なぜ、戦車で人々の遺体を押しつぶしたのか?ウクライナのブチャという都市は、あなたのロシアに何をしたのですか?どうしてこのようなことが可能になったのでしょうか?彼らは意図的に、そして喜んで殺したんだ。

 

さらにゼレンスキー大統領は、このような命令を下したロシアの指導者も批判した。

 

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2008年のNATO首脳会議を批判

 

一方で、ゼレンスキー大統領は、2008年のルーマニアの首都・ブカレストでのNATO首脳会議について振り返り、当時のドイツとフランスの首脳らの態度についても、批判した。

 

実はこの会議では、ドイツとフランスが、ロシアから無用な反発を買う恐れがあるとして、ウクライナとジョージア両国のNATO加盟には反対する姿勢を示していた。ゼレンスキー大統領は次のように語っている。

 

(会議では)一部の政治家のロシアに対する不条理な恐怖心が隠されていた。彼らは、ウクライナを拒否することでロシアをなだめ、ロシアがウクライナを尊重し、我々の隣で普通に暮らすように説得できると考えていたのです。

その誤算から14年の間に、ウクライナは革命を経験し、ドンバスでは8年にわたる戦争を経験した。そして今、私たちは第二次世界大戦以来、ヨーロッパで最も恐ろしい戦争で命をかけて戦っている。

 

その上でゼレンスキー大統領は「(当時のドイツの首相)メルケル氏と(フランスの大統領)サルコジ氏にブチャを訪れていただき、拷問されたウクライナの男女をその目で見て、14年間のロシアに譲歩する政策が何をもたらしたかを見ていただきたいのです」と語った。(了)

 

出典元:The Guardian:Russia-Ukraine war latest: Ukrainian prosecutors find hundreds of bodies in towns near Kyiv – live(4/3)

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