オーストラリアの地下鉄、走行中にドアが開いてしまう【動画】

オーストラリアを走る地下鉄で、走行中にドアが開く事故が起き、現在調査が進められている。
スタッフが開いたドアの前に立つ
その事故が起きたのは4月2日、場所はニューサウスウェールズ州の都市、シドニーとされている。
この都市を走る地下鉄「メトロ・トレインズ・シドニー」の列車が、Chatswoodの駅とCrows Nestの間を走っている際、突然ドアが開いたという。
撮影された動画には、走行中の電車の車内で、乗客が近づかないよう、鉄道会社のスタッフ2人が開いたドアの前に立つ姿が映っていた。
Sydney Metro takes off with the door open!
Ahh, I don’t think that’s meant to happen 😬 #sydneytrains #sydneymetro #sydney pic.twitter.com/nXe8DGYnYV
— bendrives 🚗💨 (@bendrives) April 1, 2025
60秒間開いたまま走行
オーストラリアのジョン・グラハム運輸大臣によれば、この事故はドアの手動操作による結果だが、まだ原因は分かっておらず、今後調査が行われるという。
またグラハム大臣は、列車が駅を出発した際に、ドアが約60秒間開いたまま走行していたとの報告を受けたそうだ。
一方、鉄道・路面電車・バス組合は、同様の事故が再び起こらないようにするため、暫定的な安全対策が実施されるまで、シドニー地下鉄システムの運行を停止するよう要求した。
「シドニー・メトロ・シティライン」は昨年8月に開通し、列車は時速100kmで走行することもあるという。(了)
出典元:ABC net:Passengers shocked as door of Sydney Metro left open during commute(4/2)