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ドミニカ共和国でナイトクラブの屋根が崩落、少なくとも60人が死亡

ドミニカ共和国でナイトクラブの屋根が崩落、少なくとも60人が死亡
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カリブ海にあるドミニカ共和国で昨日、ナイトクラブの屋根が崩落し、数多くの人々が亡くなった。

 

ライブ中に屋根が崩落

 

この事故が起きたのは4月8日、場所は首都・サントドミンゴにある1階建てのナイトクラブ「ジェットセット」とされている。

 

その日の夜、クラブではライブが行われており、政治家やスポーツ選手らが多く出席していたという。

 

しかし突然、屋根が崩落。多くの人々が瓦礫の下敷きになり、これまでに少なくとも60人が死亡、160人が負傷した。崩落の瞬間がこちら。

 

元MLBの選手や議員も瓦礫に埋まる

 

瓦礫に埋まった人の中には、元MLBの選手であるオクタビオ・ドテル氏(51)もおり、その後救出され、病院に搬送されたという。

 

しかしやがて、搬送先の病院で死亡が確認され、ドミニカ共和国プロ野球リーグも「X」に彼が亡くなったと投稿した。

 

また日本プロ野球の中日などで活躍したトニ・ブランコ氏(43)も、天井の下敷きになる直前に、元オリックスの同僚を助ける行動を取り、その後死亡が確認されたそうだ。

 

議員のブレイ・バルガス氏と、当時ステージで演奏していたメレンゲ歌手のルビー・ペレス氏も負傷したという。

 

屋根が崩落した原因はまだ分かっておらず、「ジェットセット」側は調査に協力していると声明で発表した。

 

ドミニカ共和国のAbinader大統領は「X」に、すべての救助機関が被災者を助けるために「休みなく働いている」と投稿。「私たちはジェットセット・ナイトクラブで起きた悲劇を深く遺憾に思います」と述べた。(了)

 

出典元:The Guardian:At least 60 people dead after roof collapse at Dominican Republic nightclub(4/8)

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