携帯電話の予備バッテリーから出火、機内に煙が充満【動画】

旅客機の機内で、充電用のバッテリーから出火し、煙が充満する事態となった。
上部の荷物棚にあったバッテリーが出火
この出火が起きたのは8月7日、KLMオランダ航空のKL792便とされている。
この旅客機はブラジルのサンパウロから離陸し、オランダのアムステルダムへ向かっていたのだが、その最中、上部の荷物棚にあった携帯用の予備バッテリーから出火。
乗務員が火を消し止めたが、機内は煙が充満し、乗客たちはスカーフやブランケットで口を覆ったという。その様子がこちら。
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— Kontekscoid (@kontekscoid) August 9, 2025
手荷物で機内に持ちこむ必要
これによる負傷者などは出ておらず、その後飛行機は安全に目的地へ到着したそうだ。
リチウム電池は、これまでも旅客機内で発火するなどしており、荷物として預けることはできず、乗客には手荷物として機内に持ち込むよう求められているという。
今年の1月28日には、韓国の「エア・プサン」の旅客機内で、離陸前にバッテリーから出火。火が燃え広がったため、176名の乗客が機外へ退避したという。
この事故では、煙を吸うなどして3人が軽傷を負ったと言われている。(了)
出典元:METRO:Smoke fills aircraft cabin after phone charger catches fire onboard(8/9)