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スタジアムで観客が大量の花火を打ち上げ、サッカーの試合が中止に

スタジアムで観客が大量の花火を打ち上げ、サッカーの試合が中止に
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オランダにあるサッカー・スタジアムで、観客がピッチに向かって大量の花火を打ち上げたため、試合が中止になった。

 

試合再開を試みるも再び花火

 

11月30日、アムステルダムにあるスタジアム「ヨハン・クライフ・アレナ」では、一部リーグのサッカーチーム「Ajax」と「FC Groningen」の試合が行われようとしていたという。

 

しかし試合開始後、多くの観客らがゴール裏から、花火と閃光弾をピッチに向かって放ち始めたそうだ。

 

主審はキックオフから5分後に選手たちをピッチから退場させ、試合再開を試みたが、再び同様の光景が見られたため、試合は正式に中止となった。

 

その後、「Ajax」は「FC Groningen」との試合が、12月2日に無観客で行われると発表したという。

 

探知犬を配備し、花火を調べる

 

実は、開場前と観客入場時に、探知犬が配備され、花火の検知を行ったという。また他にも様々な予防措置を講じたが、それでも今回の事態を防ぐことはできなかったそうだ。

 

「Ajax」は今回の事件を非難し、声明を発表、次のように述べた。

 

「Ajaxは、今夜スタジアムで起こったことを、恥ずべきことだと考えています。この件で何らかの被害を受けた皆様に、心よりお詫び申し上げます。観客と選手の安全が危険にさらされました。これは決して許されることではありません。私たちはこの不正行為に断固として反対します。花火はスタジアムにあってはならないものです」

 

「Ajax」によれば現在、カメラ映像を精査し、犯人の特定に努めるとともに、他の方法でも調査を行っているという。

 

またその結果、犯人が特定された場合、適切な措置を講じるそうだ。(了)

 

出典元:ESPN:Ajax match abandoned after fireworks, flares set off in stands(11/30)

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