スタジアムで観客が大量の花火を打ち上げ、サッカーの試合が中止に

オランダにあるサッカー・スタジアムで、観客がピッチに向かって大量の花火を打ち上げたため、試合が中止になった。
試合再開を試みるも再び花火
11月30日、アムステルダムにあるスタジアム「ヨハン・クライフ・アレナ」では、一部リーグのサッカーチーム「Ajax」と「FC Groningen」の試合が行われようとしていたという。
しかし試合開始後、多くの観客らがゴール裏から、花火と閃光弾をピッチに向かって放ち始めたそうだ。
主審はキックオフから5分後に選手たちをピッチから退場させ、試合再開を試みたが、再び同様の光景が見られたため、試合は正式に中止となった。
その後、「Ajax」は「FC Groningen」との試合が、12月2日に無観客で行われると発表したという。
A soccer game in the Netherlands went up in smoke over the weekend, with the match between Ajax and FC Groningen abandoned after fans threw fireworks onto the pitch.
Team officials said they’re studying camera footage to find the perpetrators. https://t.co/CJEizZuRF8 pic.twitter.com/Kg7SCkMlSp
— ABC News (@ABC) December 1, 2025
探知犬を配備し、花火を調べる
実は、開場前と観客入場時に、探知犬が配備され、花火の検知を行ったという。また他にも様々な予防措置を講じたが、それでも今回の事態を防ぐことはできなかったそうだ。
「Ajax」は今回の事件を非難し、声明を発表、次のように述べた。
「Ajaxは、今夜スタジアムで起こったことを、恥ずべきことだと考えています。この件で何らかの被害を受けた皆様に、心よりお詫び申し上げます。観客と選手の安全が危険にさらされました。これは決して許されることではありません。私たちはこの不正行為に断固として反対します。花火はスタジアムにあってはならないものです」
「Ajax」によれば現在、カメラ映像を精査し、犯人の特定に努めるとともに、他の方法でも調査を行っているという。
またその結果、犯人が特定された場合、適切な措置を講じるそうだ。(了)
出典元:ESPN:Ajax match abandoned after fireworks, flares set off in stands(11/30)

























