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アメリカのカリフォルニア州では先週、激しい雨に見舞われ、多くの被害が出ている。

州の南部に非常事態宣言を発令

カリフォルニア州沿岸部は12月24日、豪雨に見舞われ、多数の鉄砲水が発生し、道路が河川と化したという。

また山肌から土砂が流れ出し、家や車も埋まり、短時間の竜巻警報も発令されたそうだ。

カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事は、南部のロサンゼルス郡やオレンジ郡、リバーサイド郡、サンバーナーディーノ郡、サンディエゴ郡、シャスタ郡に非常事態宣言を発令した。

カリフォルニア州南部は1年前、激しい山火事に襲われ、今回は稀に見る危険な洪水の脅威に見舞われた。

Torrential rains inundated the California coast through Christmas, sparking numerous flash flood warnings, turning roads into rivers and sending debris cascading down hillsides. https://t.co/C4yeBVK8p0 pic.twitter.com/5MrGRzCctd

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Homes and vehicles in Wrightwood, California, were left buried under mud and debris on Thursday, after flash flooding and mudflows hit the area on Christmas Eve.

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— ABC News (@ABC) December 26, 2025

24日に嵐の第一波

ロサンゼルス東部地域は12月24日に嵐の第一波の直撃を受け、カリフォルニア州の町、ライトウッドでは、大雨による土石流により、主要な山岳道路であるハイウェイ2号線が通行不能となり、住民に強制避難命令が出されたという。

そして25日の午後には、ロサンゼルス消防局が、土石流の恐れがあるため、市内の一部地域への避難勧告を延長すると発表したそうだ。

またロサンゼルス消防局は、車両に閉じ込められた人々の救助活動、被災地域の戸別訪問、危険区域の住民への即時避難勧告などを行ったという。

しかも24日には、カリフォルニア州やネバダ州南部、アリゾナ州北西部の4300万人以上のアメリカ人が、洪水警戒区域下に置かれたそうだ。（了）

出典元：ABC News：Flash flood, thunderstorm alerts in effect for California with heavy rain expected to last days(12/26)