【ミネアポリス射殺事件】NYTが映像を詳細に分析、ICEの職員が車に轢かれた形跡は見当たらず

先日、アメリカのミネソタ州で移民関税執行局(ICE)の職員が女性を射殺したが、当時の映像をニューヨーク・タイムズ紙が詳細に分析した。
複数の映像を詳細に分析
1月7日、ミネソタ州のミネアポリスで、移民関税執行局(ICE)の職員、ジョナサン・ロス氏が、車を移動させようとした女性、レニー・ニコル・グッドさん(37)を射殺した。
この事件を受け、トランプ大統領はグッドさんがロス氏を「車で轢いた」と主張。また当時の映像は、SNSにも複数投稿された。
今回、ニューヨーク・タイムズ紙は、これらの複数の映像を詳細に分析。その結果、ロス氏がグッドさんの車に轢かれた形跡は見当たらないと結論を下した。
New from the @nytimes Visual Investigations team: Detailed, second-by-second video analysis of all of the video footage of the killing of Renee Good in Minneapolis.
From @robinnyc7, @devonjlum, @dim109, @ajcardia, Jeff Bernier, and me.https://t.co/1OxQh0UVP2
— Aric Toler (@AricToler) January 16, 2026
車と職員の位置関係を検証
ニューヨーク・タイムズ紙の分析では、周囲で撮影された映像や、ロス氏の携帯電話の動画など、複数の映像を組み合わせ、車と職員の位置関係を検証。発砲の瞬間を、1コマごとに精査している。
1つの映像では、車が動き出した時、ロス氏が自分から車に近づき、ボンネットに手を伸ばそうとしているように見えるが、体が車体にぶつかったことは確認できない。
しかもグッドさんは不法移民ではなく、アメリカ市民であり、当時は銃を所持していなかった。アメリカの多くの法執行機関は、運転手が銃を向けるなどしていない限り、警官が接近してくる車に発砲することを禁止しているという。
さらにグッドさんが撃たれた後の、ICEによる医療処置の仕方も問題が指摘されている。
ミネソタ州知事やミネアポリス市長などは、トランプ氏の「轢いた」との見方に異議を唱えており、全米各地で移民関税執行局(ICE)に対する抗議デモも起きている。(了)
出典元:The New York Times:Video Analysis of ICE Shooting Sheds Light on Contested Moments(1/15)


























