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ネパールでエベレストの登山ガイドらが保険金を不正受給、登山客に毒を盛る

ネパールでエベレストの登山ガイドらが保険金を不正受給、登山客に毒を盛る
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エベレストの登山ガイドらが登山客に毒を盛り、保険金を不正に受け取ったとして、起訴された。

 

観光客の食事に重曹を混ぜる

 

ネパール警察によると、登山ガイドらは観光客の食事に重曹を混ぜ、重度の胃腸障害を引き起こさせ、高山病や食中毒にかかったように見せかけていたという。

 

そして観光客が体調を崩すと、高額なヘリコプターによる搬送を行い、病院で治療を受けさせたそうだ。

 

その後、保険金を請求し、不正に得た利益は、ガイドやヘリコプター会社、トレッキング会社、そして病院の間で分配されていたという。

 

この事実が発覚後、トレッキング会社や病院職員を含む32人が、大規模な詐欺事件に関与したとして起訴された。

 

約31億円の不正請求

 

この捜査は1月に始まり、大手山岳救助会社3社の幹部6人が逮捕され、この不正行為により少なくとも1969万ドル(約31億円)の不正受給が確認されたという。

 

ある救助会社は、1248件の救助活動のうち171件を捏造。1000万ドル(約16億円)以上を不正に得た疑いが持たれている。

 

別の会社は、471件の救助活動のうち75件を捏造し、800万ドル(約13億円)を不正に請求。さらに別の会社は71件、100万ドル(約1億6000万円)以上の不正請求を行った疑いが持たれているそうだ。

 

すでに裁判が始まっており、検察は合計1130万ドル(約18億円)の罰金を求刑している。

 

保険会社が適用を停止

 

ネパールの観光産業は100万人以上の雇用を支えているが、不正行為の増加により、一部の国際保険会社は登山客への保険適用を停止しているという。

 

またネパール政府も2018年、登山客の緊急避難における仲介業者の関与を排除し、旅行会社に責任を負わせ、救助および治療の詳細を観光省に提出することを義務付けたそうだ。(了)

 

出典元:NDTV:Mt Everest Guides Accused Of Poisoning Tourists To Claim Insurance; 32 Charged(4/2)

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